Jan 04, 2007

豪快でお洒落なChampagne Sabering

Champagne Sabering(シャンパン・サーベリング)は,機会があって昨年の夏に初めてこの目で見させて戴きました(実際にやらせて貰えばよかったなぁと今さら後悔中).豪快な中にもお洒落なところがあって衝撃的でした.長いサーベル状のナイフでシャンパンボトルの首の部分を斬り飛ばすのですが,下手にやるとボトルが割れたり,破片がシャンパンの中に入ってしまったりするそうです.コツとしてはガラスが薄くなっている部分を狙うらしいです.でも習うより慣れろという印象が強いです.これをやるにはよく冷えたシャンパン(もしくはスパークリングワイン)が必要なのは当たり前ですが,同じくらい肝心なものとして広い場所が不可欠です.人通りの少ない外(庭)が一番いいでしょうけど,狭い日本の住宅事情ではなかなか実現できない人も多い気がします.

champagne-sabering

Boing Boingによれば,別に専用のサーベルが無くてもよくて,例えばカキの殻を開けるナイフとかバターナイフでも代用できるらしいです.「ワイングラスの底の部分でも可能」という記述がありますが,これはちょっと眉唾っぽいです.ジュースやビールの王冠を開ける場合なら栓抜きを使わない方法がカッコイイこともありますが,シャンパンの場合は専用の長いナイフ(サーベル)でやるのが一番カッコイイと思います.

Update: Derrick sez, "you don't need a special sword. I've sabered bottles with an oyster knife, and I've seen it done with a butter knife. I have one friend whose done it with the base of a wine glass. The trick is just to hit the weak spot where the seams of the bottle and the top meet, so lots of items will work."

ところで,なぜこのようなシャンパンの開け方が誕生したのでしょうか.このことについて,こちらのサイトにChampagne Saberingにまつわる二つの伝説の記述がありました(ちなみにChampagne Saberingの手順もあり).どちらもナポレオンが関わっているのは僕としては意外でした(ナポレオンが生きていた頃からヴーヴクリコが存在したということも).Champagne Saberingは18世紀末から19世紀初頭にかけて誕生したのかもしれません.以下,その伝説を簡単に訳してみました(和訳は間違っているかもしれませんのでご注意ください).

The Legends of The Noble Art of Sabrage

1つ目の伝説.
ナポレオンが戦(恐らくフランス革命戦争)に勝利して戻った際,街の人々はシャンパンで彼の栄誉を称えた.人々は馬に乗っている兵士にシャンパンを手渡した.しかし手綱をさばきながらシャンパンボトルの首の部分を覆っているアルミ箔をはぎ取り,さらにコルクを抜くことは難しかった.そこで兵士は自分のサーベルを取り出し,ボトル先端を斬り飛ばした.

2つ目の伝説.
マダムクリコ(Veuve Clicquot)が自分の土地を守るため,報酬としてナポレオンの兵士にシャンパンとシャンパングラスを与えた.兵士は馬に乗っていたため,グラスを持った状態でシャンパンの栓を抜くことができなかった.そこで兵士はグラスを放り投げ,サーベルでシャンパンボトルの首をコルクごと斬り飛ばし,ボトルから直接シャンパンを飲んだ.

つまりChampagne Saberingの誕生には「馬」が欠かせないことになります.もし彼らが騎馬隊ではなく歩兵隊だったら,サーベルでボトルの首を切り落とすなどという荒っぽいことはしなかったでしょう.こう考えるとなんだか運命的なものを感じます.

ついでにマダムクリコ(François Clicquot)のことを少し書いておきます.彼女は1798年に21歳で結婚しますが,28歳の時に未亡人となります.その後Veuve Clicquotの経営を引き継ぎ成功を収め,1866年に89歳でその生涯を終えました.フランス革命戦争が終わったのは1802年.つまり彼女が25歳の時でした(この時ナポレオンは32歳).


Posted at 04:11 in お酒 | Permalink | 2 Comments | | edit

Comments

今度のガンダムミーティングでジークジオンの掛け声の下にサーベルやりますか??

シャンパンサーベルには、他にもいくつか説があります。

有名なのは、アムロの活躍を祝って乾杯をしようとしたのですが、ガンダムに乗っていたため仕方なくビームサーベルを使った。

もう一つは、アムロとシャーがア・バオア・クーで戦った時お互いを褒め称え、手にもっていたサーベルでシャンパンの首を切り落としています。

つまり シャンパンサーベルの誕生には、モビルスーツが欠かせないことになります。
もし彼らがニュータイプでなくオールドタイプなら首を切り落とすなど荒っぽいことは、しなかったでしょう。

Posted by Rose at 2007/01/04 (Thu) 05:04:29

いやー仕事してますね(mixi読みましたw).
お疲れ様です.

ガンミでサーベルということは,次回は外で開催ですか?それとも外でサーベルやって,少しシャンパン飲んだ後に街へ繰り出すとか・・・?(後者の方がいいなぁw).いずれにせよ,次回はサーベルやってみたいです.よろしくお願いします!

ビームサーベルでChampagne Saberingをやるということは,超特大のシャンパンボトルが必要になりますね.100リットルのボトルでも小さいんじゃないでしょうかw.でもニュータイプならボトルが小さくても可能ですかね.オールドタイプにはそのような繊細なことはできないでしょうw.

Posted by cozymax at 2007/01/04 (Thu) 05:32:18
[ 2 Comments ]
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