Jan 03, 2007
ナチスドイツによる巨大兵器「Dora gun」
第二次世界大戦中のナチス政権下のドイツで造られたウソみたいな巨大兵器「Dora gun」(via Palpatine's German Railroad Guns Page).線路上を走行することで移動します.つまり線路以外のところには行けないのですが,当時はこのような仕様のものがたくさん存在したようです.Doraはヒトラーの要望によるもので,その性能は厚さ1mの鋼鉄板や厚さ7mのコンクリート塊を打ち抜くことができ,さらには地面に30m深の穴をあけることもできるのです.当時のドイツ国防軍最高司令部により1935年に初めて砲弾の発射テストがされました.Doraの簡単な仕様は以下の通り.
・射程距離:40km
・大砲の最大仰角:53度
・総重量:1350トン
・大砲のバレルの重さ:400トン
・全長:43m
・幅:7m
・高さ:12m
・バレルの長さ:32m(口径の40倍)
・砲弾の種類:3.75mの徹甲弾
・砲弾の重さ:7.1トン

これがDora gun.
下の写真は徹甲弾の先端(3m)と弾薬ケース(1.3m).これだけでもDoraが如何に巨大かが分かります.

むちゃくちゃでかいです.
日本ではもんぺ姿の人々が地上から竹槍で飛行機を攻撃しようとしていた頃,ドイツではこんなものが製造されていたのかと思うと,第二次世界大戦が日本にとってどれだけ無謀な挑戦であったかがよく分かります(もちろんアメリカを見ても同じ事が言えるわけですが).竹槍ではDoraに勝てないという意味でもそうだし,Doraを造れるだけの技術力とお金があったという事実からもそう思えます.
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