Nov 28, 2005

GEORGIA BitterSTYLEの日本語力を考察

一部でコーンスープのような味と評されているGEORGIAのBitterSTYLE.僕はそうは思わなかったのですが,それよりもっと気になることがこの缶コーヒーにはあるのです.ビタースタイルの特徴は缶に書かれてあります.しかしこの文章がどうも気になるのです(下部の写真左参照).

コーヒーは好きだけど体重のことも気になりはじめた人にも配慮し、コーヒーの「糖質」のカットに着目をしました。糖質を減らしながらもコーヒー本来の苦味と美味しさを実現した味わいをお楽しみ下さい。

まず,「コーヒーは好きだけど体重のことも気になりはじめた人にも配慮し」という一節ですが,「”にも”配慮し」ということは,「コーヒーは好きだけど体重のことも気になりはじめた人」以外の人に対しても配慮しているということになります.では「以外の人」とはどんな人でしょうか.「コーヒーは好きだけど体重のことも気になりはじめた人に配慮し」という文章では,何か不具合があったのでしょうか(”にも”の”も”を削除).

次に,「コーヒーの「糖質」のカットに着目をしました」という一節.「糖質」に続く”の”と,着目に続く”を”は必要ですか?前者はまだしも,後者に関しては「着目をする」という言い方が日本語として正しいのかどうか疑問なのです.僕としては「コーヒーの「糖質」カットに着目しました」の方がすっきりした文章だと思うのです(前述の”の”と”を”を削除).

さらには「糖質を減らしながらもコーヒー本来の苦味と美味しさを実現した」という一節.糖質を減らしているのだから苦味が実現されて当然ではないですか.

極めつけは「糖質40%OFF おいしく上手に」というサブタイトル的ロゴです(下部の写真中央参照).「おいしく上手に」の「上手に」は何に対する表記なのか分かりません.「我々の技術を駆使して”上手に”糖質を40%も押さえることに成功しました」という,コカ・コーラナショナルビバレッジ(株)のアピールでしょうか(いや,きっと違うと思いますけど.でもここで「上手」という単語を用いることが適切なのか疑問なのです).

ここまでツッコミどころが満載な缶コーヒーも珍しいと思います.商品名はビタースタイルですが,そこに書かれた日本語の文章力はビターというよりスウィートなのでした.

そして以下ついでに.缶コーヒーに限ったことではありませんが,缶上部にある「缶の開け方」の説明文はそろそろなくしていいのではないでしょうか.「1.タブをおこす,2.タブをもどす」って,もう誰でも分かると思うのです.昔はリングプルで切り離すタイプでしたから,現在のタイプへ移行した直後は開け方がよく分からない人が確かにいたかもしれません.しかしあれから随分経ちました.もう説明は不要でしょう.この説明はプッシュ式の電話に「1.かけたい番号を押す」と説明書きをするのと同じ事です.ダイヤル式電話の使用方法”しか”知らないという人が未だにいるとは考えにくいのです.

   

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