Jun 28, 2005

シタビラメが牛の舌で足の裏な件

gooの辞書で”したびらめ”の説明を追ってみました(”したびらめ”の説明を追ってみようと思った動機は省略w).すると”したびらめ”が大変なことになっているのを知ったのです.これはもう,「したびらめのムニエルで白ワインを・・・」などと気取っている場合ではないですよ.とりあえず,まずは普通に”したびらめ”で検索.

したびらめ【舌▼鮃/舌平目】
カレイ目ウシノシタ科とササウシノシタ科の海魚の総称。全長約10~30センチメートル。体形は扁平で、牛の舌に似る。体色が赤いアカシタビラメや、黒いクロウシノシタなど日本近海に二八種がいる。大形のものはムニエルやバター焼きにして美味。本州中部以南の沿岸に分布。

これによると,つまり”したびらめ”という魚はいないということになりますね.フランス料理なんかで有名な”したびらめ”というのは,きっとアカシタビラメのことを指すのだと思います.それにしてもよりによって牛の舌に形容されるとは・・・.

ところでアカシタビラメに対して,なぜクロシタビラメではなく「クロウシノシタ」(黒牛の舌?)なのでしょうか.ちなみにアカシタビラメはこんな感じで,クロウシノシタはこんな感じ.じゃあ「ササウシノシタ」っていう魚もいるのかと思って調べたら,やはりいました.こんなんです.はい,気持ち悪いとか言わない!

福島県ではアカシタビラメを”アカベロ”というそうです.”オオシタビラメ”というのもいて,これは福岡県だと”バケシタ”.”シマウシノシタ”は愛知県で”わらじ”(わらじって!).またアカシタビラメに似た”イヌノシタ”は,大阪では赤シタとかアカシタビラメというそうです.またまた気持ち悪いとか言わない!(特にシマウシノシタを責めない!)

こうなると,今度は”クロウシノシタ”の説明が気になります.goo辞書によると以下のような説明がありました.

くろうしのした【黒牛の舌】
カレイ目の海魚。全長35センチメートル内外。シタビラメの仲間で、体は扁平で長卵円形。成魚は両眼とも体の左側にある。体色は黄褐色で黒褐色の点が散在する。ムニエルなどにして美味。北海道南部以南の沿岸砂底に分布。

なるほど.じゃあ牛の舌は?

うしのした【牛の舌】
カレイ目ウシノシタ科とササウシノシタ科の海魚の総称。全長10~35センチメートル。体は平たくて長楕円形、目が小さく口は鉤(かぎ)状に曲がる。アカシタビラメ・クロウシノシタなどウシノシタ科では両眼が体の左側にあり、大形のものが多く食用とされる。シマウシノシタ・ササウシノシタなどササウシノシタ科では両眼が体の右側にある。北日本以南の沿岸海底に分布。クツゾコ。ベタ。

おぉ・・・クツゾコって.ひどい言われ方をされていますが大丈夫でしょうか.ところでこいつらはムニエル以外に用途がないんでしょうか.塩焼きにして「タン塩」などと気の利かないギャグをブチかますよりはマシですが・・・.ちなみにこの”したびらめ”ですが,英語ではなんていうと思いますか?なんとそのまんま「sole」だそうです.意味は靴底とか足の裏とか・・・.最悪です.

最後に,彼らの親分(かどうかはよく分かりませんが)”オヒョウ”です.英語ではハリバット.僕もアラスカで食べましたが,肉厚でとてもおいしかったです.ただ見た目は魚というより畳でしたけど.

<参考リンク>
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑


Posted at 01:47 in おもしろネタ | Permalink | 2 Comments | | edit

Comments

初めまして、突然お邪魔しまして失礼致します。
私の住む岡山県では舌平目を一般に「ゲタ」と申します(笑)
赤いのは「赤ゲタ」、黒いのは「黒ゲタ」。そのままですね(^^;)
料理としては皮剥いで煮付け、が最も一般的ですが、小さい物は
丸ごと挽いて、それを団子にして鍋に入れたりもするようです。
スーパーでは「ゲタミンチ」がパックで普通に売ってたりもします。
それだけです。失礼致しました。。。

Posted by ねこ at 2005/11/27 (Sun) 07:12:27

ゲタですか!シタビラメは,どうも履き物に例えられることが多いようですねw.「ゲタミンチ」は今まで見たことがないですから,これはご当地ならではのモノといったところでしょうか.面白い情報,ありがとうございました.

Posted by cozymax at 2005/11/27 (Sun) 15:37:18
[ 2 Comments ]
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