今秋フジテレビで放送予定の超大型番組は,4時間で過去2000年間の日本の歴史を紹介するのだそうです.SMAPの草なぎ君が,時空を超えてそれぞれの事件を目撃するという役割で出演するとのこと.フジテレビ側は「年号を暗記しなければならず,歴史の勉強を嫌いになった人も草なぎさんと一緒に歴史を学ぶ入り口に立ってほしい」とコメントしています.番組内で紹介される過去2000年間とは,邪馬台国から太平洋戦争終結までだそうで,ここ50年くらいの歴史は含まれないようです.どの時代にどれくらいの時間が割かれるのか分かりませんが,何となく日中戦争あたりに重きが置かれそうな気配を感じます.南京大虐殺などがどのように取り上げられるのか.興味のあるところです.
「愛国無罪」のもとに,いわば国家ぐるみで行われた中国での反日デモで浮き彫りとなった日中関係の深い溝ですが,驚くほどこの出来事に日本人は無関心です.「どうして中国人が騒いでいるのか?」とか,「どうして首相の靖国参拝が問題視されるのか?」などなど,答えられない日本人は,特に10代,20代に多いようです.このような昨今の背景から考えると,今秋放送予定の同番組は「日本の国策」なのではないかと疑ってしまうほどタイムリーですw.放送局がNHKだったら国策色は更に強まっただろうと思います.しかしこの手の番組はNHKではなく,民放でやるべきだと僕は思うのです.それも若者に人気のあるタレントを起用して.だから草なぎ剛というタレントの起用は的を射ていると思います.そうじゃないと若い人は見ませんからね.歴史に興味がなくても,草なぎ君に興味があって番組を見る人がたくさんいるでしょうから.こんな視聴者の獲得方法でも,全く番組を見てもらえないよりは幾分マシですからね.キャスティングと番組の構成が中途半端だと,日テレの「A」のようになってしまうから注意が必要ですけどw.
日本でも愛国心教育が本格始動する傾向にあります.もしかすると今後はこの手の歴史番組が増えていくのかもしれません.もしくは国内歴史限定版の「知ってるつもり?」的な番組が関口宏さんの司会で復活したりw.中国人の歴史好きは有名で,パソコン雑誌でさえもCPUの進化の歴史などが年表付きで載っていると聞きます.我々日本人は,自国が歩んできた歴史を知らなすぎるとよく言われますが,そうゆう人が多いのは事実だと思います.僕だってメチャクチャ知っている方では決してありません.だから自国の歴史をもっと知るべきだと思うのです.しかしどこかの国民のように,過去にばかりこだわって先を見る目が閉ざされてしまうのでは困ります.「我々は過去にこのような歴史を歩んできた.だから今後はその経験を生かしていこう」というスタンスがないと,歴史を勉強する意味がないと思うのです.現代における政治や外交の武器(それもネガティブな武器)として過去の歴史を使うだけでは,あまりにも能がなさすぎます.
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古代から太平洋戦争終結までの歴史の意味も大きいと思いますが、それと同じくらい戦後の歴史の意味があると思っています。僕たちが学ぶべき歴史は戦後からイラク戦争までの期間にギッシリ詰まっているように思えます。
takaさん,どうも!
今から2000年前の日本というのは,ちょうど弥生時代の中後期頃にあたるそうです.邪馬台国は弥生時代中期から約200年後に誕生したのだとか.だけど卑弥呼が美人だったとか,邪馬台国はどこにあったのか,などというのは,現代人の我々の日常生活にはほとんど関わりのないものだと思います.
我々の日常生活に大きく関わってくるのは,仰るとおりここ5,60年の歴史だと僕も思います.ただここ5,60年の歴史を理解するためには,それより前の歴史も洗う必要があるのかなぁ,とも思いますね.ですから,フジテレビで放送されるという同番組は,第一部を邪馬台国から太平洋戦争終結までとし,第二部で戦後から現在までの歴史を扱ってほしいと思いました.同じ時間をかけて第二部を放送すれば,かなり内容の濃い現代社会(歴史)論が展開されるように思いますしw.
それにしてもこの番組は長丁場ですよね.ホントにうまくやらないと,視聴者は飽きてしまいますね.
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