女の一代記特別編「向井千秋 ~夢を宇宙に追いかけた人~」を見ました.なぜこの時期にこのドラマなのだろうと何気なく思いながらの鑑賞でした.まあ深い意味はないんですけどね.で,あえて書きますが,この前の「悪魔が来りて笛を吹く」とは比較にならない(比べることが失礼なほどの)素晴らしさでした.変なラブシーン(キスシーンとか)みたいなものが一切無かったのもよかったです.菅野美穂と加藤ローサのあのポジションへのキャスティングは賛否あると思いますけど,僕としては歓迎できるものでした.エンディング曲「命のリレー」は,アルバムの曲なのにあの存在感.中島みゆきはこの手の番組を飾るうえでの鉄板です(何でもプロジェクトXみたいになってしまうのが玉に瑕ですが・・・).
ドラマの冒頭から物が落ちる映像が多用されており,最初は何の事か分からなかったのですが,それが後に「重力の可視化」であることに気付きとても面白いと思いました.ただ後半はかなりしつこさも感じました.それというのは,気の利いたギャグをいちいち説明してしまったため,逆に面白みが減ってしまったときに生じる”それ”のようでした.しかし万人に理解させるというのはああゆう事なのでしょう.いろんな人が見るテレビドラマだから仕方ありません.僕は落語などで見られる「分からない人は分からなくて結構」というスタンスの方が圧倒的に好きですけどね.
CNNによれば,NASAは今年のスペースシャトル打ち上げ計画についてとても意欲的に取り組む姿勢を見せており,宇宙ステーションの建設を主な目的とした年5回のシャトル打ち上げを行う予定です.日本人が再び宇宙へ行く日は必ずやってくるわけですが,いずれは「ある日に見た向井千秋さんのドラマがきっかけで自分も宇宙へ行きたいと思った」という人が宇宙飛行士として宇宙へ行くことになるかもしれません.そのときは向井さんや向井さんの関係者,それからこのドラマの制作に関わったすべての人が嬉しさを感じるはずですが,その一方で,彼らとは全く関係のない僕も嬉しさを感じるだろうと思います.だからこのドラマを忘れることは出来ません.それともう一つ,このドラマを忘れてはならない理由があります.それは今までやってきたことをこの先ずっと続けなくてはならないという決まりは一切無いということ.ただし大きなリスクは伴うということです(論理に基づいたリスクである必要があります).しかしリスク無しでは大きな成功も無いわけで,そうゆう人は結局リスクを冒して成功した人の姿を指をくわえて羨むことしかできないのです.この「人を羨む」ということについて,この前の番組で(オーラの泉で)江原さんがいいことを言っていました.「人を羨むなら,その人が今までやってきた苦労をすべて引き受けてもいいと覚悟してから羨め」と.僕は別に江原信者ではないし,スピリチアルな世界がどうだとか言う気は毛頭ありません.でもこの言葉には感銘を受けました.羨むくらいなら羨まれる人間になりたいものです.
NASA: Shuttle goals might be tough to achieve
NASA's goal of five space shuttle missions this year may be too ambitious, the new director of Kennedy Space Center said Wednesday.
writeback message: Ready to post a comment.