またゲンダイの記事か・・・と思いきや,夕刊フジでした.裕木奈江の嫌われっぷりは10年以上たった今でも健在のようで,それはもはや神の領域に達しているのです.そもそも裕木奈江が嫌われるようになったきっかけはドラマのキャラ設定によるものでした.ドラマと現実を区別できないレベルの当時の視聴者からボロクソに批判を受けたのです.そうやって「女に嫌われる女」というキャラは,ドラマの中から現実の世界へと飛び火したのです.
裕木奈江が今頃になってまた話題になったのは,彼女が文化庁の「新進芸術家海外留学制度」を使ってギリシャへ留学したことを夕刊フジが批判したためです.「芸術家と呼ぶには違和感のあるタレントが,現代演劇の本場とはいえない国で血税を使い何を勉強したのか」と.マジレスすれば本当にくだらない批判であるため,わざわざこうしてエントリーに取り上げるまでもない事なのです.しかし視点を変えると面白い記事に見えてきたので,あえて取り上げてみた次第です.
何が面白いと思ったかというと,一番は彼女の見事な嫌われっぷりです.なんだか北川和美のように思えてきました.ゲストに呼ばれる番組すべてで激しく貶され罵倒される北川和美.「日本に戻ってきて何をしたいのか?」と問われれば「女優になりたい」とか「作家になりたい」などと答え,またこれでもかと言うほど非難を浴びる.現代社会において国民が抱えるストレスのすべてを元気玉の如く集約させ,北川和美という非国民にぶつけるその様は,ある種の公開処刑的要素を感じるのです.その嫌われぶりに比較すれば裕木奈江など足元にも及びません.ですが裕木奈江が第二の北川和美になる可能性は多分に秘めていると思うのです.まあ北川和美が亡命したのは2003年のことですから,裕木奈江の方が先に嫌われていたのですけどね.
『裕木奈江が「血税」を使って何を勉強してきたのか,お手並み拝見といきたいところです』と夕刊フジは同記事をまとめています.まあ言いたいことは何となく分かるのですが,裕木奈江だって「血税」は支払っているだろうからそれを使う権利はあるわけだし,裕木奈江の留学を認めたのは文化庁なわけですから,裕木奈江を責めるのはお門違いだと思うのです.麻生千晶は裕木奈江を批判すると共に国へも非難を浴びせています.ですが僕からすれば,それこそゲンダイレベルのノイズの多いコメントしか考えつかない麻生千晶という人の言うことですから,別に真に受けることではないのです.毒舌評論家かなんだか知りませんが,まあ勝手に頑張ってくださいという程度で.
僕は今のところは裕木奈江ヲタではありませんが,この見事な嫌われぶりをキャラとして定着させることができたなら,ちょっとファンになってしまうかもしれないと思いました.飯島愛や梨花,さとう珠緒や小倉優子あたりと絡んだら結構面白いことになる気がします.北川和美とのコラボも期待したいところです.avexからデビューしたりして.それもインスパイアで.
「女に嫌われる女」裕木奈江、国費でギリシャへ
かつて「女に嫌われる女」で知られた女優、裕木奈江(35)。しばらく表舞台から消えていたと思ったら、意外なことで再び注目されている。文化庁の「新進芸術家海外留学制度」で一昨年9月から昨年10月まで、ギリシャのバロス島という南エーゲ海の島に留学していたという。芸術家と呼ぶには違和感のあるタレントが、現代演劇の本場とはいえない国で血税を使い何を勉強したのか…。
■裕木奈江写真集―La petite escapade de Na´e
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