Nov 13, 2004

[結石] 仙骨麻酔

11月9日に投稿したエントリーの”その後”です.

<前回のあらすじ>
CTの結果で左の尿管が細いということが分かりました.これを拡幅しないことには,腎臓内にある大きな石を破砕しても,その破片が尿と一緒に出てこれない.じゃあ拡幅手術をやってから,破砕手術をやるか.それともとりあえず破砕手術だけやってみて,どうしても破片が尿といっしょに排出されなければ,そのときに拡幅手術を行うか.さぁ,どっち!?(ちなみに,拡幅手術+破砕手術だと3週間の入院で,破砕手術だけだと1週間の入院).僕としてはあまり入院したくないのです.そこで担当の先生が院内検討会で他の先生方と相談してくれることになりました.ってのが前回までの話.

今日は検討会で話し合われた結果を聞きに行ってきたわけです.

CTの結果から,尿管が細いことがわかりました.しかし具体的にどれくらいの細さなのか,ということまでは分からないそうです.だからまずは尿管の細さの定量的判断をすることになりました.つまり具体的に「直径(内径?)何ミリなのか?」を知る検査をすることになったわけです.

どうやるかというと,まず尿道から腎臓まで管を入れます.次にそのままの状態で造影剤を点滴し,レントゲンを撮ります.しかしこの検査はムチャクチャ痛いのだとか.まあ細い尿道から管を,しかも腎臓まで入れていくんですからね.そりゃー痛いでしょう.我慢しながらやるか,局部麻酔をするかと問われましたが,何の迷いもなく麻酔を選択しました.

麻酔は仙骨麻酔と言って,ちょうど「尾てい骨」のあたりに麻酔をするんだそうです.今日はこの麻酔をしたときの合併症を未然に防ぐための検査を2つやってきました.1つは,3種類くらい注射をされて,自分の体とそれらの薬の相性を見るような検査.もう1つは心電図検査です.ちなみに,この仙骨麻酔も痛そうです・・・.

上記検査は来週金曜日に行うことになりました.

ところで,仙骨っていうのは調べていくと面白いです.少しだけ以下に紹介.

仙骨の「仙」の字は,仙人,仙薬,神仙,などと使われているように,不老不死や不思議な力などを表す文字.また仙骨の原意が“神聖な骨(sacred bone)”である由来については,次のような諸説がある.

1.仙骨は死後最後に腐敗する骨であり,復活の日には肉体は仙骨を中心に再構成されるという信仰に基づく.

2.仙骨は脊椎,頭骨など重要な骨をのせ,前方に腸,特に男女の生殖器などを支え,保護する,すなわち霊器を守る骨であり,あたかも神に供するが如くである.昭和20年まで薦骨と書かれたのは神に供する,すなわち神に薦(すす)めるの意による.

3.実際に仙骨がいけにえの儀式に供されたという説.


また,人間には,プラスチックやセラミックなどの人工物で代用できない骨が二つあるそうで,それが「蝶形骨(頭蓋骨を構成している骨のひとつ)」と「仙骨」なんだそうです.他にもいくつかの理由があるんですが,結局仙骨というのは人間や動物の体で無くてはならない重要な骨なんですね.出典はこちらです.さらに仙骨について知りたい方はどうぞ.

また金曜日(19日)以降にレポート書きます.

<追加>
センコツくん


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