Nov 22, 2005

いまスマトラ島バンダアチェにいる知人のこと

アラスカ大学で知り合ったN大学のO氏と久々に連絡が取れたのは5日前のことでした.僕がアラスカで会う日本人とはなぜか日本で会うことはほとんどなく,アラスカで別れアラスカで再会するのです.O氏もその1人です.何とか日本国内で再会を果たしたいと僕は思うのですが,それは一方的な片思いなのかもしれません.あまりしつこくメールを出すと,すぐにストーカー呼ばわりされてしまうご時世ですが,O氏は忙しい中でも丁寧なメールをレスポンスよく返してくれました.O氏は僕と同じ歳ですが,訳あって学年は2つ下です.しかし非常に優秀で,いわゆる学振のDCをやっています.アラスカ大学の教授にも呼ばれていたのですが,学振が受かったためN大学にいるのです.研究分野は違うものの,同じ研究者を目指す者として,僕は彼を尊敬しています.もちろん人間的にも.彼のようにはなれませんが,彼に近づくことはできると思っていて,目標にしているのです.

今月20日,O氏はスマトラ島・バンダアチェへ観測にでかけました.O氏の専門は地震なのです.同地での観測は今年4回目だそうです.バンダアチェの状況は未だに最悪で,場所によっては瓦礫の山ということでした.19日23時10分(日本時間)にもマグニチュード6.5の地震があったばかりです.O氏は今月30日まで同地に滞在するそうですが,どうか無事に観測を終えて戻ってきてほしいと思います.

野外観測というのは分野に関わらず危険なものだと思います.僕の場合だったら,主に極寒と落水とシロクマに気をつけなければなりません.しかしこれらは自分の注意次第で回避できる危険です.ところが地震というのは,いくら専門家であっても自分のスキルのみで回避することのできない危険だと思うのです.そうゆうところに乗り込んでいくというのは,僕からすれば想像を絶することです.しかし非常にやりがいを感じる仕事だろうとも思うのです.

スマトラ沖でM6.5 死傷者の報告なし

米地質調査所(USGS)によると、インドネシア・スマトラ島沖のシムル島付近で19日午後9時10分(日本時間同11時10分)ごろ、マグニチュード(M)6・5の地震があった。津波警報を出す予定はないという。死傷者の報告もない。


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