Mar 22, 2005

服装に許容域と方向はあるか?

snob(スノッブ)という単語をご存じでしょうか.昨年アメリカの友達から教えて貰ったんですが,これは「似非(えせ)通人」とか「インテリ」などという意味だそうです.彼は冗談で

I'm coffee snob!(俺はコーヒーにはうるさいんだ!)

などと言っていましたが,

I'm not clothes snob.(着る物はなんでもいいんだ)

とも言っていました.

もともと彼には好感を持っていたんですが,これを機に親近感が増しました.というのは,僕もclothes snobではないからです.持ってる服の9割がユニクロ(ユニクロが悪いという意味じゃないですがw).しかも毎日同じ服を着ている始末.パンツは何本かありますが,実質着れるものはアメリカで買ったCarharttのみ.とにかく服なんてなんでもよくて,「着れればいい」という考え方です.もちろんそれなりに見た目やデザインは気にしますけどね.ケミカルジーンズはさすがに着ませんし,バンダナも巻きませんw.

パンツが1本しかないというのは洗濯の際に困りものです.着ながら乾かすまでの根性はないですからw.というわけで,ジーンズを1本新調することにしました.せっかく買うならちょっといいものにしようと思って,結局StudioDartisanのSD-202に決めました.これからの季節,Carharttは暑いですからね.ダルチザンを酷使したいと思います.これを機に自分がclothes snobになるとは到底思えませんが,もうちょっと拘りを持つべき部分かもしれません.「ダルチザンを着ていたらsnobか?」っていうのもありますしねw.

だけど田舎のclothes snobはキツイですよ,きっと.北海道の片田舎でブランド物のスーツによる全身武装を決め込んだって意味無いですから.これは男女共にです.そんなスーツで行くところありませんから.TSUTAYAかヤマダ電機がいいところです.浮いちゃってしょうがない.仮にエルメスやベルサーチがドカジャン作ったって高くて売れないだろうし.

しかしこう考えると,その地域ごとの適切な服装っていうのが見えてくるように思います.地域にマッチしたというか,それなりのバックグラウンドを持った服装というのがあって,そこからハミ出しちゃうと浮いて見えるようになる,というか.「浮くか浮かないかの許容域」が潜在的にあるように感じます.また「域」だけじゃなく「方向」もあるでしょうね.間違った方向へ進んでしまった服装というのは,見る者の心を寒くさせます.田舎者が都会へ行けば浮きますが,逆に都会者が田舎に来ても浮いた風に見える.数年間住んでしまえば分からなくなるかもしれませんが,少なくとも観光客なんかは一発で分かります.これは各々がその地域が持つ服装に関する潜在的な「許容域」と「方向」を知らないからではないでしょうか.本人にその気がなくても,第三者の視点からは「あの人はclothes snobだ!」と見えてしまう典型例かと思います.「変な服着てんなぁ」とかw.故大屋政子くらい開き直ってたら気持ちいいんですけどね.中途半端が一番キツイですw.


Posted at 17:10 in 日常のあれこれ | Permalink | No Comment | | edit

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