台湾帰りの友達からプーアル茶をもらいました.パッケージ裏に「お茶の入れ方」の説明が中国語・日本語・英語で書かれているのですが,ちょっと面白かったので紹介.この友達によると台湾の街には怪しい日本語がまだまだ溢れかえっているそうですが,こうやって日本を意識してくれているのを見ると,なんだか好感が持てます.ちなみに台湾はインリンの出身国であることも個人的には好感度アップの要因になるんですが,彼女は僕と同じ歳だということを最近知って,少々ガッカリな今日この頃です・・・.あっ,話が話が逸れましたのでこの辺で.
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この手の誤訳と言うかジョークと言うかはアメリカでも時たま見かけました。もっとひどいのもあったような気がします。全て中国からの商品で、多分、ネットかなんかで翻訳ソフトを使って変換したのじゃないかと思うようなのや、日本語を手書きで複写した結果、とんでもない訳になっているようなのもありました。いくら翻訳をしても、それが正しいか正しくないか検証する能力やサービスが無ければ霧の中で地図を読むようなものかもしれませんね。内容や程度は違うけど、自動車とかメンテナンスに出して、「ハイ、出来ました」と言われたところで本当にチャンと整備されているかどうか素人には検証できないもどかしさにも似ているような気がします。
「整備に出しても本当に整備されたのか不安」というのは,自動車業界なら今は三菱に当てはまるんでしょうね.ちなみに,うちの実家の車も三菱です(笑).車に限らず,カスタマー側が不安を感じるような商売は根本的にダメですよね.僕のデジカメも買ったばかりなのに壊れたんです.たぶんこれは偶然なんだろうけど,でも僕からすれば「○○の製品はダメだわ」と感じてしまいます.まさに信用第一です.ここまで大きな例の話でなくても,確認できる力というのは重要だと実感することは多々あります.たとえばうちの研究室の英語ゼミ.英語の論文を下級生が日本語に訳し,どうゆう事を書いた論文なのかをみんなに紹介するというものなのですが,彼らはどうやら翻訳ソフトを使っているらしいんです.翻訳ソフトを使うこと自体に問題はないと僕は思うのですが,翻訳ソフトで訳された文章をそのまま発表に使ってしまう事に問題を感じます.突然何かに取り憑かれたかのように全く意味不明な日本語を話し出す下級生.そして僕たちが「それはつまりどうゆう意味?」と質問すれば「自分もよくわからないんですけど・・・」という始末.まったくレベルの低い話で恐縮ですが・・・.一方でこの台湾みやげのお茶の表記は,日本人に分かって貰おうとしている努力が感じられます.同じ変な訳でも,この点がうちの研究室の下級生との大きな違いかな,と思います.
翻訳ソフトと言うのはワープロが汎用化され始めた1980年代後半から眼にするようになりました。それ以来、様々な翻訳ソフトが開発されてきましたが、今、段々と増えつつあるのが翻訳支援ソフトです。英語と日本語だけを取り上げても、一つの単語が対応する言語のある特定の一つの単語に定義されない以上、自動翻訳は限界があり、検証無しでは基本的に「売り物」にはなりません。チェックの段階で翻訳家がレビューする手間を考えると、翻訳家が翻訳支援ソフトを使用して翻訳する方が正確さとスピードのバランスから望ましいと言えます。翻訳支援ソフトは、正しく翻訳していけば、一つの翻訳プロジェクトにおいては用語の整合性やスピードの点で従来の翻訳に勝るといえます。翻訳はそうそう簡単に自動化できないと最近感じます。
僕はよくexcite japanの翻訳(http://www.excite.co.jp/world/)を使うんですが,これはあくまで「翻訳支援ソフト」として使っています.というか「支援ソフト」と認識して用いるのが当然だと思うんですよね.コイツは結構面白い翻訳結果をはじき出しますから(笑).ですが2,3年前と比べたら翻訳支援ソフトも進歩していると実感します.最近やっと「支援ソフト」として実用できるレベルになった感もありますし.僕の場合「英語」は一つの道具として必要な物なので,英文科の学生なんかと違い「英語」に関して多くの時間を割きたくないんです.そうゆう点では完全な翻訳ソフトの出現を期待しているんですけど,その反面で「完全な翻訳ソフト」なんかがもし完成したら,なんだか味気ないかも・・・とも思ったりします(どっちやねん!/笑).そんな時代が来たら,翻訳家という職業もなくなっちゃうかもしれませんね!?
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