Dec 04, 2007

日本の女性歌手が米国でウケない理由

元メガデスのマーティ・フリードマンが,J-POPの女性歌手が米国でウケない理由について,音楽性の観点から考察しており面白いです.マーティの言うことは理解できるし,特に反論はありません.でも僕自身としての異論はあります.それは,音楽性以外の点で,日本人女性歌手が米国で(というか欧米諸国で)ウケない理由があると思うからです.なお,ここではマーティが日本人女性歌手にのみ着目しているので,僕も男性歌手のことには触れません.

オリコン上位を賑わす,いわゆる売れている日本人女性歌手というのは,はっきり言って歌の上手さではなく,見た目の可愛さ(あるいは綺麗さ)です.極端な話,歌唱力なんてどうでもよくて,本人の容姿や人気が優れていれば,その人のCDは売れるんです.だから女優なのかモデルなのか歌手なのか,その存在意義が良く分からない,よく言えばマルチな芸能人が多い.「歌手」と名乗っているくせに歌唱力は二の次三の次なんておかしな話です.でも日本ではこれで通用するし,それも一つの才能と見なされているのです.一方,米国(欧米諸国)では歌手に求められるのは一番に歌唱力.僕にしてみればとても分かりやすく正論なのですが,ここで日本との間に差が見られます.ちなみに,欧米諸国と括弧書きした理由は,アジア諸国では日本と同様の傾向があると思うからです.浜崎あゆみが台湾などでウケていることからも,あながち間違った推察ではないと思います.

逆に,欧米諸国の女性歌手が来日した際,日本人女性はキャーキャー騒ぎます.つまり日本人女性歌手が米国でウケなくても,米国人女性歌手(外国人女性歌手)の多くは日本人女性に受け入れられているのです(このことはCDがたくさん売れているのを見ても明らか).それは何故かというと,はっきりした顔立ち,スタイルの良い容姿など,見た目に好感が持てるからでしょう.もちろん曲が良いことも理由の一つでしょうけど,それほど重要視されていないと思います.テレビのインタビューで,ある人気歌手に対し,若い女性が口を揃えて「○○超かわいいー!」とアホの一つ覚えの如くコメントしている光景は,日本人のボキャブラリ低下と表現力の低下,さらには音楽を自分なりに評価する力の低下を示唆しているようで,危惧の念を抱かざるを得ません.別に専門的なコメントを期待しているわけじゃないんです.もっと自分らしい言葉で自分の気持ちが表現できないものかと思うだけです(飲食物も同じ.「食べやすい」,「飲みやすい」,「柔らかい」という3連コンボは,聞くだけでイライラする).

こう考えると,マーティはJ-POPにとても優しい評価を下しているように思います.でも,「歌手と名乗るなら歌唱力や楽曲の構成を一番に考えるべきだ」というようなことをビシっと言ってくれた方がよかった気もします.それと,マーティおすすめの上木彩矢を僕は知りません.機会があれば聴いてみたいと思いました.

日本の女性歌手が米国でウケない理由は?アメリカ人でもわかるJ-POP女性シンガーは彼女たちだ!

アメリカ人が初めて寿司にチャレンジするときって、まずはカリフォルニアロール(アボガドを使った巻き寿司の一種)みたいのでスタートして、慣れてから、いよいよって感じでハマチとかマグロとかの刺身にいく。だけど朋ちゃんは、いきなり踊り喰いじゃん(笑)。それはハードコアだよね。あややとかあゆ(浜崎あゆみ)とかは、踊り喰いよりは食べやすくってウニくらいかな。踊り喰いもウニも寿司好きにはたまらないだろうけど、生魚すら食べたことがない人にはあまりに無理すぎるんだって気づきました。



Posted at 09:49 in 音楽 | Permalink | No Comment | | edit

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