Nov 20, 2004

紅白歌合戦の価値

個人的に以前からいろんな意味でグダグダ感を感じているNHKの紅白歌合戦ですが,今年もやはりグダグダです.

司会者の起用に関する問題
11月10日に司会者が発表されましたが,白組は4年連続4回目の阿部渉アナなのに,紅組は3年連続で司会を務めていた有働由美子アナに代わって小野文惠アナが起用されました.この理由ついてはこんな記事を見つけました.要するに,有働アナが3年連続で司会を”務められた”のは,海老沢勝二会長がひいきにしていたからだそうなんですが,その会長が一連の不祥事問題で四面楚歌になってしまったため,有働アナにも影響が出ているとか.この記事の信憑性は定かではありませんが,少なくともこのような記事が出回っていることについては「ちょっとキツイなぁ」って感じですね.有働さんもたまらんでしょう・・・.

出場者のこと
紅白出場が決まって,うれしさのあまり島倉千代子さんが涙を流して喜んだ一方で,若いアーティストが紅白出場のオファーをどんどん蹴っていますね.つまり紅白歌合戦に対する価値観の違いが,各世代で大きく出ているようです.「紅白歌合戦に出場できれば,歌手として一流になった証拠」みたいな考え方は,いま改めて言うまでもなく,もはや時代遅れでしょう.

NHKは何をしたいのか?
つまるところ,NHKは紅白歌合戦で何をしたいのでしょうか?いまいち見えてきません.しかし手当たり次第に人気アーティストに出場依頼をしたり,挙げ句の果てにはペ・ヨンジュンにまで出場のオファーを出したりしているところをみると,結局は視聴率稼ぎなのかなぁ,と思わざるを得ません(冬ソナの主題歌を歌っている人ならまだしも,なんでペ・ヨンジュンなんでしょう.しかも断られてるし・・・).「人気があれば誰でもいいのかよ!」って感じです.

グダグダの原因
紅白歌合戦にグダグダ感を抱いてしまう原因の1つに,広すぎる出場者の年齢層とジャンルがあると思います.ターゲットとする視聴者層についても同じく,あまりにも広すぎます.普段演歌を聴いている人にとって,宇多田ヒカルやモー娘。なんていうのは全く興味のないジャンルでしょうからね.まあ,このような広いジャンル・世代のアーティストが1つのステージ上に集まって何かをするというのは,たとえば「Mステ」なんかでは出来ない(やらない)事ですから,これだけ考えれば紅白の意味はあるでしょう.しかし出場者や視聴者がそれを望んでいないのなら,「紅白歌合戦は一体誰のためなの?」ということになります.実際にうちの祖父も「紅白歌合戦はつまらなくなった」と言っていました.祖父にとってはアイドルなんかどうでもいいわけですからね.

紅白とレコ大でジャンルを分担
僕の個人的な意見ですが,紅白歌合戦はある程度年配の視聴者層を狙った番組構成で良いと思うんです.年配層には「紅白歌合戦を見ないと一年が終わる気がしない」と思って,紅白歌合戦を楽しみにしている方が,若者層より多いはずです.それなのにJ-POPと演歌の比率が7:3とかじゃ,ちょっと可哀想です.演歌だけでは視聴率が上がらないかもしれませんが,NHKは国営放送なんだから別にいいでしょう.少なくとも1年の終わりを締めくくる伝統ある紅白歌合戦に限っては,視聴率なんて気にして欲しくないです.演歌・民謡は紅白で,他のジャンルはレコード大賞に任せればいいんじゃないかと思うわけです.伝統を重んじるのも良いですが,改革も必要です.前例が無いなら作ればいいだけの話です.

ちなみに,もし民放が紅白歌合戦の裏で「紅白お笑い合戦」をやったとしたら,こちらの方が需要は高い気がします.お笑いは歌と違って世代間のギャップみたいなものが少ないように思いますから,若手・ベテラン総動員でうまくいくんじゃないでしょうか.近頃は女性のお笑いの方も増えてきましたしね.”青木さやか”や”友近”や”だいたひかる”が目立つ中,”田上よしえ”の再来を希望します.そしてあの伝説のコンビ「海原千里・万里」の再結成を切望&熱望します!!(ちなみにDVD買いました)


Posted at 01:07 in 音楽 | Permalink | No Comment | | edit

Comments
[ No Comment ]
Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.









Remember the above info?
管理者用コメント編集:
パスワード: