Apr 22, 2005

サンボマスターってやっぱすげぇ

今さら言うのもなんですが,サンボマスターがとにかく熱い!「最高!」のひと言につきます.さっきまでNHKのトップランナー(再放送)で彼らのトーク,歌,シャウトを食い入るように見ていました.CDは前から聴いていたんですが,彼らの魅力はやはりライブですね.音に映像が加わったら,1+1が1000くらいになりました.

ボーカル&ギターの山口さんは,「きれい事は嫌いだ」と度々コメントします.でも言ってる内容は結構きれい事だったりします.しかし不思議なことに,それが単なるきれい事に聞こえないんですね.「この人は本当に,本心から言ってるんだ」という事が伝わります.うわべだけの,単なるきれい事ではないんです.彼らの音楽も,ロックもまた,うわべだけの軽いものではありません.彼はこれを「生命の放射」という言葉を使って表現します.「ロックは生命の放射」だと.

「ローリングストーンズは決して歌が上手いわけでもないし,ギターテクが超絶に上手いわけでもない.だけど魂に訴えるロックをやる.それが本当のロックなんだ」みたいな事を,今日のトップランナーでも仰っていました.「俺たちは最高に下品でロマンチックなロックをやりたい」みたいな事も.ロックをやるうえでは,ギターのテクニックや歌のうまさなんてどうでもいいんだと言うことを彼らから教わりました(でもサンボマスターの演奏力はかなり高いと思いますけどね).

僕はアコギしか弾かないし,今までテクニックにこだわってきました.だけどサンボマスターを聴いていると無性にエレキが弾きたくなるし,バンドを組んでロックをやりたくなります.コードなんて2つか3つも知っていれば十分.あとはもう,感じるがままに声を出すだけ.でもそれは決して簡単なことではないと思います.でも簡単だとか難しいだとかっていう問題でもないんだと思います.なんて言うか・・・ちょっと適切な言葉が見つかりませんが,でもこの状況がまさに「ロック」なんじゃないかと思うわけです.

人それぞれ好みが違って当然なんですが,少なくとも僕は,サンボマスターを聴いて興奮したり感動したりしないような人間にはなりたくないと思っています.彼らほど音楽に対して,社会に対して,世界に対して,人間に対して,熱くて,マジメで,純粋なアーティストはいないと思うからです.彼らの音楽は,ロックは,決して期待を裏切らないと思うからです.何もかも嫌になったとき,どうしたらいいかわからなくなったとき,彼らの音楽は助け船を出してくれると思えるからです.

このエントリーを通して「サンボマスターを聴け!」と強要する気は全くありません.だけど最終手段を使い果たしても状況が変わらなかったような人には是非聴いてほしいと思います.そうゆう人にとっては,仮にサンボマスターを聴いて状況が変わらなくても痛手はないだろうし,もし状況が変われば,それはそれで儲けものだと思うからです.それで再び何かをやろうという気持ちになれたなら,また少しずつ歩き出せばいいと思うからです.

<関連サイト>
sambomaster.com
サンボマスター インタビュー記事

   


Posted at 02:21 in 音楽 | 4 Comments | 2 TrackBacks | Edit
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