Jan 09, 2005

やっぱり遅い日本の対応

『「想像を超える」…町村外相、タイの津波被災地を視察』というニュースにもあるように,町村外相は8日午後(日本時間同),インドネシア・スマトラ島沖地震と津波で大きな被害を受けたタイ南部のプーケット周辺を視察しました.しかしこれは「遅すぎる対応」と非難されています.「日本は金は出すけど体は出さない」という伝説(?)がまた立証されてしまいました.

そんな中,音楽業界の対応でも日本は出遅れました.

アヴリル、カナダ津波チャリティのトリに決定


アヴリル・ラヴィーンが1月29日にバンクーバーで行われる津波チャリティ・コンサートでヘッドライナーを務めることが決定した。また、彼女の他にサラ・マクラクラン、ベアネイキッド・レディースといったカナダの人気アーティストが出演を決めている。

日本ではこの手の活動はほとんど行われませんね.日本の音楽業界が商業主義一辺倒である証拠ではないでしょうか.チャリティーはお金になりませんから.ある程度ベテランのアーティストになってくると話は別なんですが,現在第一線で売れている歌手・バンド・アイドルの商業音楽と商業的な考え方は最悪です(商業音楽だから売れている訳ですが・・・).

昨年は日本各地で台風による被害が相次ぎ,新潟では大規模な地震によってたくさんの被災者が出ました.にも関わらず,大々的なチャリティーコンサートが行われたでしょうか.今売れている(オリコンチャートを賑わしている)アーティストたちが,それなりの金額のお金を寄付したでしょうか.お金だけの貢献ではなく,現地に行って何らかの活動をしたでしょうか.僕の知る限りでは皆無と言っていいでしょう.自国内ですらこの有様ですから,海外で起こった惨事になんて興味すら湧かないんでしょうかね.「え~,津波ってぇ~,サザンの桑田さんがインドネシアでTSUNAMIを歌ったんですかぁ~?」とかバカなアイドルがマジで言いそうで恐いです.

日本人はステレオタイプが多くて,人のマネをすることで安心し,グループを作る習性があると思います(僕はこれが大嫌いです).しかし何か起こったとき,このグループというのはほとんど機能しません.これに対してアメリカ・カナダなどの欧米諸国の人々は個人を大切にし,(日本人から見ると)割とドライな付き合いをするように思うんです.しかし何かあったときの団結力はすごいです.自分でアメリカへ行って感じたことでもあるし,9.11の報道を見聞してもそう感じました.

日本がこれ以上国際社会から白い目で見られぬよう,政治家の先生方に頑張って戴きたいのは当然ですが,音楽は最悪でも与えるインパクトは最強である人気アーティストたちも,もっと貢献して欲しいと思います(こうゆう人たちをアーティストと呼ぶのは非常に抵抗を感じますが,ここではあえてアーティストという言葉を使いました).

それにしても,今回の地震による津波の被害は日本と同じアジアで起こった惨事なのに,政治(視察)ではコリン・パウエルに先を越され,音楽ではアヴリル・ラヴィーンに先を越されました.何とも情けないです.


Posted at 03:38 in 音楽 | Permalink | 4 Comments | | edit

Comments

こんにちは。
「やっぱり遅い日本の対応」読ませていただきました。

cozyさんは、なぜ日本の対応が遅いかわかりますか?
簡単な話です。日本人が誰も何かをしようと考えていないからです。「誰かが何かやってくれるはず・・ おっ!松井5,000万円寄付!すごいね」てな感じです。ほとんどが。

cozyさんも人の対応を批判する前に、「自分は何をするか」ということをじっくり考えてください。

何かをするのは、政治家でもミュージシャンでもないですよ。あなた自身ですよ。

何もできないなら、黙っていましょう。なぜなら、それがあなたの言う国際社会から白い目で見られる日本人そのものなのですから。間接的に税金で資金援助をするだけにしましょう。

生意気書きましてすいません。

Posted by サミュエル at 2005/01/16 (Sun) 18:30:58

こんにちは。
「やっぱり遅い日本の対応」読ませていただきました。

cozyさんは、なぜ日本の対応が遅いかわかりますか?
簡単な話です。日本人が誰も何かをしようと考えていないからです。「誰かが何かやってくれるはず・・ おっ!松井5,000万円寄付!すごいね」てな感じです。ほとんどが。

cozyさんも人の対応を批判する前に、「自分は何をするか」ということをじっくり考えてください。

何かをするのは、政治家でもミュージシャンでもないですよ。あなた自身ですよ。

何もできないなら、黙っていましょう。なぜなら、それがあなたの言う国際社会から白い目で見られる日本人そのものなのですから。間接的に税金で資金援助をするだけにしましょう。

生意気書きましてすいません。

Posted by サミュエル at 2005/01/16 (Sun) 18:31:00

こんにちは。
「やっぱり遅い日本の対応」読ませていただきました。

cozyさんは、なぜ日本の対応が遅いかわかりますか?
簡単な話です。日本人が誰も何かをしようと考えていないからです。「誰かが何かやってくれるはず・・ おっ!松井5,000万円寄付!すごいね」てな感じです。ほとんどが。

cozyさんも人の対応を批判する前に、「自分は何をするか」ということをじっくり考えてください。

何かをするのは、政治家でもミュージシャンでもないですよ。あなた自身ですよ。

何もできないなら、黙っていましょう。なぜなら、それがあなたの言う国際社会から白い目で見られる日本人そのものなのですから。間接的に税金で資金援助をするだけにしましょう。

生意気書きましてすいません。

Posted by サミュエル at 2005/01/16 (Sun) 18:31:01

ちょっと違います

サミュエルさん,コメントありがとうございました.

僕がこのエントリーで言いたいことは,日本の音楽業界があまりにも金儲け主義であることに対する批判です.その批判を,スマトラ島沖地震のニュースを通して書きました.ですから,サミュエルさんが仰る「何かをするのは、政治家でもミュージシャンでもないですよ。あなた自身ですよ。」というコメントは,僕が意図しているところから少々ずれています.「スマトラ島沖地震の被災者に対する我々日本人の対応意識(状況)」という意味では,全くその通りなコメントですが.

ちなみに僕はスマトラ島沖地震で被災した地域の復興に対しては募金による貢献をしました.貧乏なので少額ですが.また日本の音楽業界へはなるべくCDを買わないようにする,という小さな抵抗を続けています(笑).まあ購入して原盤を手元に置きたいと思えるような邦楽CDはもともとあまりないですから,それが不買活動と言えるかどうか,疑問は残りますが・・・.

きっと駄文であるため,こちらが伝えたいと思っている情報がうまく伝わらなかったのだと思います.以後もっと分かり易い文章が書けるよう精進します.

Posted by cozymax at 2005/01/16 (Sun) 19:16:01
[ 4 Comments ]
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