Oct 23, 2005

米国氷河に60年以上保存され続けた遺体

1942年11月18日に墜落した飛行機のパイロットと思われる遺体が,アメリカの氷河で見つかったというニュース.60年以上もの間,遺体は氷の中に閉じこめられていました.それが近年の温暖化による影響で氷河の融解が加速したことにより発見されたのです.アメリカでは過去の戦争で行方不明になっている兵士が88,000名もいて,そのうち78,000名が第二次世界大戦による犠牲者です.今回発見されたパイロットも第二次世界大戦で活躍した一人でしょう.誰にも発見されることなく,埋葬されることもなく,ただひっそりと氷の中で時が経つのを待ち続けた彼が,死んでも死にきれなかったかどうかは分かりませんが,とにかく発見されてよかったと思います.

日本には氷河がないのでこんなことは起こりえないのですが,北海道では似たような事件があるみたいです.真冬に酔っぱらって道を歩いていたところ,眠くなって路肩で寝てしまった人がいたのですが,そこに除雪車がやってきて,彼の上に除雪した雪をかぶせてしまいました.当然彼は凍死しました.しかしそのことを知らない家族は,急に失踪した彼を捜しました.しかしすぐに見つかるはずもなく,結局見つかったのは雪解けが始まった春だったということです.

話が逸れたついでに書きますが,昔読んだ漫画にこんなのがありました.透明人間になれる薬を飲んだ主人公が,透明人間になっていろいろなことをするのですが,ある時彼は透明人間になったまま交通事故に遭ったのです.しかし道行く人には血を流して横たわる彼の姿が見えません.結局誰にも気づかれることなく,救急車が呼ばれることもなく,彼は人混みの中で息を引き取りました.その後も彼は誰にも気づかれませんでした.しかし臭いだけは透明になっていませんでした.綺麗に整備された道路なのに,なぜか異臭が漂ったのです.それは何を隠そう,彼の腐乱した遺体から発せられる臭いでした.その漫画は「異臭の元が見あたらないのに異臭を感じたら,それはあなたの側に,あなたには見えない何かが存在しているからかもしれません」みたいな感じでまとめられていました.はっきり言ってくだらない漫画なので忘れかけていましたが,パイロットの遺体が発見されたニュースを読んだら,ふと思い出してしまいました.

Frozen war-era airman starts to thaw

FRESNO, California (AP) -- As the frozen body believed to be a World War II airman slowly thaws after decades encased in a glacier, forensic experts say a picture is emerging of a fair-haired man in an Army uniform who suffered broken bones when his aircraft crashed in the wilderness.


Posted at 01:50 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

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