姉歯秀次氏の証人喚問が9時30分から始まりました.とくダネを見ていたら偶然始まったので,その流れで今まで見ています.ずっと見ているわけにはいかないのですが,見ていたい気持ちはあります.それにしても国会議員の先生方の咳払いが気になります.お年寄りだから痰が絡むのかもしれませんが,いちいちうるさくて気が散ります.龍角散でも飲めばいいのにと切に思いました.
とくダネで小倉さんも言及していましたが,証人喚問は各政党の議員が交代で行うため,質問が被ったりするのであまり効率的なものではないような気がするのです.じゃあ最初から質問が被らないように相談すればいいのでしょうが,政党を越えた打ち合わせはあり得ないでしょうし,よい質問をすることでそれが手柄となり,議員先生の株も上がるわけですから,そうゆう意味でも打ち合わせは行えないのだろうと思います.「手柄をあげる」という面では,証人喚問の「証人の真相を暴く」という趣向から逸脱する可能性も秘めているわけです.
また国会議員の先生方は百戦錬磨の刑事ではありませんから,このような尋問に関してはド素人といえるわけで,あらかじめ決められた質問事項にのっとって質問するだけなので,せっかくAというツッコミどころ満載な解答が証人の口から出たとしても,それをあまり突っ込むことなく次の質問へ移ってしまうことが多いのです.もしくは建築士の資格を持っていなかったり,建築・建設業に携わった経験がなかったりすれば,どこにツッコミどころが潜んでいるかも見破ることはできないでしょう.
以上のようなことから,耐震強度偽装問題の解決に際して,今日の証人喚問がどれほど有益なものであるかは,僕としては疑問なのです.仮に今日の証人喚問を最初から最後まで見たとしても,結局は朝まで生テレビを見た後と同じような感覚(つまり結局何も得るものがなく時間だけが過ぎたという感覚)が残るのではないかと思いました.もちろんそうならないことを願っているのは事実です.
姉歯元建築士の証人喚問始まる 衆院国土交通委
衆院国土交通委員会は14日午前、マンションなどの耐震強度偽装問題をめぐり、姉歯秀次元1級建築士を証人喚問した。構造計算書を偽造した経緯や、「圧力」の有無をめぐり質疑をする。
午後からは、耐震強度が劣るホテルなどを施工した木村建設(熊本県八代市)の木村盛好社長と篠塚明・元東京支店長、コンサルタント会社総合経営研究所(東京都千代田区)の内河健所長の3人が証言する。
<追記>(2005/12/15)
自民党の渡辺具能議員による証人喚問は単なる彼の演説で終わりました.まさに手柄を立てたいという意志がみえみえだったわけです.まあ馬淵議員以外は皆グダグダだったわけですが.結局は警察や裁判所の真似事に過ぎないと言うことですね.
・渡辺具能の証人喚問(姉歯元建築士:耐震強度偽装問題)
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