浅田真央のトリノ五輪出場に関しては各所で様々な報道があり,情報が錯綜しています.そんな中でも少し前までは「浅田のトリノ五輪出場は絶対に叶わぬ事」という大きな流れが支配的でした.ところが最新の報道では,浅田真央に特例を適用することを匂わすような記事が見られます(例えばnikkansports.comの記事.以下.)
真央に特例、JOC要請も
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は19日、フィギュアスケートの浅田真央がトリノ五輪に年齢制限のため出場資格を持たないことについて、日本スケート連盟の意向があれば逆転出場へ動く可能性を明かした。「JOCから(特例措置を求める)アクションを起こすことはないが、日本スケート連盟から要望があれば国際オリンピック委員会(IOC)への対応などを考える。IOCが(今回の問題を)どう受け止めるかにかかっている。」。同会長は17日に国際スケート連盟(ISU)のチンクアンタ会長と会談し「簡単にルールを変えることはできない」との説明を受けている。
このほか,選手としてトリノ行きの夢が絶たれるなら,TVゲストとして五輪の場に向かわせる案も浮上しているようです(こちら).
安倍官房長官が,
素晴らしい演技だ。日本の選手が国際舞台で全くものおじせず、能力をすべて出せるようになった。世界トップの評価を得た選手が(トリノ五輪に)出られないとすれば残念だ。
(スポニチ)
と言及しているように,僕も浅田真央の演技をトリノ五輪で見たいと思っています.だから日本スケート連盟がJOCへ同件について要請をし,JOCとIOC,それからISUが協議してくれることを切に望んでいます.ですが一連の報道を見ていると,日本国内の同件に対する動きは,どうも問題を”たらい回し”にしている印象を受けるのです.年末の忙しいときに余計な面倒に関わりたくないというような関係者の本音が表れているようにさえ感じます.同様の組織構造をどこかで見たような気がするなぁと思ったら,これは耐震強度偽装問題に関与する責任逃れ丸出しの各社・各人とよく似ていると思いました.日本スケート連盟とJOCとIOCとISUの組織がこのような伏魔殿でなければよいのですが実際どうなのでしょうか.分かりませんが.
浅田真央の五輪出場を巡るすれ違いが気になる件でも触れたとおり,年齢制限は国際的なルールであるとはいえ,浅田真央がたった数ヶ月遅く生まれただけで五輪に出場できないというのは何とも馬鹿らしいことだと思うのです.また,これほどまでにすばらしい選手の出場権を巡って”もめる”題材(議題)ではないでしょう.ZAKZAKはISU会長の視点から,浅田真央がトリノ五輪に行けないワケを記事にしていますが,これを見る限り理解に苦しむアホらしいワケでしかありません(以下).
真央トリノへ行けないワケ…かたくなISU会長
大人の思惑が見え隠れ-。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人で争ったGPファイナルで堂々の初優勝を飾った15歳の浅田真央だが、国際スケート連盟(ISU)が定める年齢制限でトリノ五輪出場は絶望的だ。
(ISUの)チンクアンタ会長のかたくなさのウラには、昨季世界選手権3位のカロリナ・コストナーの存在がある。コストナーは、イタリアのアイドル的存在で、トリノ五輪では旗手を務める。トリノ五輪の華にプレッシャーをかけるわけにはいかないという図式だ。
大人たちの石頭,柔軟性のない組織形態,主要幹部の個人的な思想などによって優秀な若い選手が振り回され,その芽を摘まれようとしています.その一方,当の本人は健気(けなげ)です.人間的にも,本当にいい選手だと思います.
真央、トリノ行ける!TVゲスト
この日、浅田は都内で全日本選手権の会見に出席。世間の真央フィーバーなど、まるでひとごとのように、無邪気な笑顔を振りまいた。「(女子フリーの日は)クリスマスなので、くるみ割り人形をかわいく演じられたらうれしい」。全日本では、世界初の2度のトリプルアクセルも明言している。浅田以外の選手が、五輪代表争いで火花を散らす中、怖いもの知らずの15歳が、ファンに驚きと感動をもたらす。
<関連エントリー>
・浅田真央の五輪出場を巡るすれ違いが気になる件
このコラムとまったく関係が無いのですが、
貴君の文書はインターナショナル向けのためか
句読点が.と,になっています。
前に学会(何だったかわすれましたが)の報告冊子を
見たときも同様のことがありました。
論文を英語で書いているためと思われますが、
日本語で表記されるときは。と、でお願いします。
おせっかいな通行人より
石黒さん,コメントありがとうございました.
句読点ですが,縦書きの和文の場合は確かに「、。」で書くことが一般的なようですが,横書きの場合はこれが絶対的とはいえないようです.web上の情報で恐縮ですが,官公庁では一時期「,。」が正式だったというような記述も見られます(最近は「、。」が主流なのかもしれませんが).また裁判所や教科書は,読点に「,」を用いているという記述もありました.
石黒さんが読まれたという冊子は僕も心当たりがあるのですがw,その学会誌では句読点に「,.」を用いる事が執筆要項で定められているのです.つまり,逆に「、。」を用いることができないのです.
ちなみに僕がこのブログでも句読点に「,.」を用いている理由は,論文を書いたり報告書を書いたりと,パソコンを使って文章を書くとき,句読点に「、。」よりも「,.」を用いなければならない機会の方が多いため,ATOKの設定を変更してしまっているからです.ブログを書くときだけ設定を「、。」に戻すのも面倒なので・・・.句読点を「,.」にすることで,もしかしたら読みにくいと感じられているかもしれませんが,どうかご理解頂けたらと思います.
<参考リンク>
http://kotonoha.main.jp/2004/01/06kutoten.html
http://www5d.biglobe.ne.jp/~Jusl/Bunsyo/BunTouten.html
http://www.remus.dti.ne.jp/~ddt-miz/think/comma.html
大変良くわかりました。
これからも幅広いコメント期待しています。
長々と失礼しました.
今後ともよろしくお願いします.
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