Apr 30, 2007

学士なんてドーナッツの穴

大学全入と言っても,例えば東大や京大が全入時代を迎えるとは思えないわけで,まだまだ受験戦争は金儲けの対象として大人達に利用され続けるでしょう.基本的に日本には子供の数に対する大学の数が多すぎだと思うのです.訳の分からない大学がたくさんありすぎ.これを機にそういった大学が淘汰されれば,少しは学士の価値も上がると思われます.現況は学士なんてあってないようなもので,まさにドーナッツの穴ですからね.もう一つ,これを機に変わってほしいと思うのは,入学の基準より卒業の基準を厳しくする体制を整えることです.大学は入学志願者をもっと広く受け入れればいいと思うのです.その方が大学にとって経済的に潤いますし,入学する者にとっても嬉しいはずです.一般科目の受験勉強が出来なくても専門科目にはついて行ける者はいるだろうし,逆について行けない者はどんどん留年させればいいだけの話ではないですか.大学は義務教育ではないし,多くの学生は成人を迎えた大人なのだから,授業について行けないと思えば自分でなんとかするはずです.それが出来ないのなら去ればいい.恐らくそんな人は社会でも通用しないはずなので,大学を去って何をするのかは知りませんけど.

だいたい,大学の1年生で高校の科目の補習をやらざるを得ないこの時代,多くの大学で大学の価値が著しく低下しています.世界の大学1年生に比べたら,日本の大学1年生は世界の高校生か中学生レベルなのではないかと思うほどです.分数の足し算ができなかったりするのですからね.大学に出てこない学生には,教授が電話をして出席を促すことが当たり前に行われていることも,本当にアホらしく思います.もちろん,多くの学生を留年させることは大学の評価が下がる事に繋がるため,事実上できないことは分かります.でもそれがまたアホらしいではないですか.大学はJABEEやら親御さんやらの手前,義務教育である中学校,そして高校のような態度で学生に接しなくてはならないし,学生はその事に甘えてどんどんバカになる(成績が悪かったり留年したりすると,それを教授や親のせいにする.また親は,子供に起こった良くないことを大学のせいにする).大学が学生(あるいは学生の親,またはJABEE)に媚びているとしても過言ではないでしょう.この負の連鎖が,大学全入時代で大きく変われば良いと心から思います.

学生に選ばれる時代…大学「全入」サバイバル

≪マンガ学部、ファッションショー、セレブ学食…≫
「大学全入時代」がすぐそこまで来ている。昨年度4年制私立大学で定員割れを起こしたのは40%を超え、私立短大では過半数にのぼった(文部科学省高等教育企画課調べ)。


Posted at 09:44 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

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