Feb 10, 2005

野球人気下降は球界全体の責任

相変わらずグダグダな日本プロ野球界ですが,これは別に大人達だけの問題ではないです.これだけ毎日のように報道があるんだから子供達にもグダグダ感は知れ渡り,プロ野球界の将来が危うい状況になっているのは確かでしょう.このニュースからもプロ野球界の危機的状況が読み取れます.

人気低下に意気消沈 巨人特別補佐の長嶋一茂氏

今年から巨人の球団代表特別補佐に就任した長嶋一茂氏が、9日に開いた宮崎市内の小学校での講演の場で、巨人の人気低下を身をもって感じ、意気消沈した。
講演で「スポーツを通して思いやりの気持ちを学んでほしい」などと軽快に話していた一茂氏が一瞬、言葉を失った。「巨人ファンの子は?」の問いに生徒約140人中、わずか10人程度しか手を上げなかったのだ。

ナベツネ問題に始って,現在は上原の件でもめている巨人は特にグダグダ度が高いから,同球団に興味のある(興味のあった)子供なら,ファンを辞めて当然でしょう.たぶん子供達の目に映るプロ野球界は「夢のない世界」または「面倒な世界」といった感じだと思います.古くさい変な伝統に縛られた会社みたいな.サッカー界と比べると,その感は更に強まります.

サッカーって,Jリーグという国内リーグはありますが,中田・中村・小野・高原などのように海外チーム(リーグ)に移籍し,海外で活躍する機会が割と多くあります.野球もイチローの様にメジャーへ行って活躍できるんですが,一つだけ大きく違う点がある.それは,普段海外で活躍していても,日本代表として日本のユニフォームを着て戦う機会が年に数回あるということです.野球の場合,これは4年に1度のオリンピックしかありません.

また海外移籍の仕方も,サッカー界はスマートな印象です.今の上原のようにもめにもめて,グチャグチャになりながらの移籍劇を演じた選手などいないんじゃないですか?「君が海外へ行ったら日本サッカー界はどうなると思っているんだ!ふざけるのもいい加減にしろ!」みたいな,上原が上層部から言われているようなことで移籍話が白紙に戻った選手もいないのではないでしょうか.

たぶん「将来は日の丸を背負って戦いたいんだ!」なんて思っている○翼な子供はいないと思うんですが,そんなはっきりした意識は無くても「日本 対 外国」という試合に対しては,Jリーグの試合(国内チーム同士の試合)とはまた違った意味合いを潜在的に感じているはずです.昨夜の北朝鮮戦でも,後半に中村と高原が投入されたときは「海外からの救世主」みたいな紹介のされ方でした.やっぱり子供って「カッコイイもの」とか「夢のあるもの」に興味を抱くと思うんです.今の野球界とサッカー界であれば,野球界に興味を示す子供が少なくて当然ではないでしょうか.

一茂氏は「2、3年かけてファンサービスを浸透させたい」と言ってますが,これは巨人だけの問題ではないですからね.それにファンサービスをするのは一茂氏より現役選手でしょう.球界全体の現役選手がファンサービスを心がけ,さらには政治的な部分の改革も行わなければ,ファン離れは止められないはずです.2,3年で回復するほど単純な事ではないと思いますがね.プロ野球界は,この人にファンサービスと野球の面白さの何たるかを習うべきじゃないかね(以下).

欽ちゃん球団 観衆なんと3300人

タレントの萩本欽一氏(63)が監督を務める野球クラブチーム「ゴールデンゴールズ」がキャンプ2日目の8日、日向市のお倉ケ浜総合公園野球場に約3300人のファンを集めた。昨年まで同地でキャンプを張った近鉄が集めたファンは平均200人で、たった1日で15日分の動員となった。

即席サイン会では約2時間もペンを走らせた。「僕がサインをすることは、選手が一生懸命バットを振っているのと同じ。僕もいいプレーができた」。

上記引用文の後半2行をプロ野球界関係者が無意識のうちに実行できるようになれば,少しは状況かわるんじゃないでしょうか.まあ,できね~だろ~なぁ~.


Posted at 10:39 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

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