米国産牛肉の輸入再開に関しては,日本政府がしっかりしないから日本国民とアメリカ国民が迷惑を被っていると僕は思っているのですが(参考),これはあながち的はずれな考察でもないようです.結局日本はアメリカの操り人形で,アメリカのご機嫌を伺いながら外交を進めているのです.12月にも牛肉の輸入が再開される見通しですが,これは日本政府が日本の牛肉を扱う業界関係者を想って決めた対策ではなく,アメリカとの関係を悪化させたくないがために決めたことなのです.その証拠として,牛タンなど,部位によっては「牛肉不足」が依然続くと考えられていること,しかし日本政府は「明るい見通しが立った」(細田博之官房長官)と豪語していること,などが挙げられます.牛肉を扱う業界の株価が高騰しているわけですが,この調子だとまたすぐに下落するかもしれません.
こうなったら日本国内で安く安全な肉牛を育てるしかないのではないでしょうか.日本の牛肉はサシが入った高級なものばかりが取り上げられますが,アメリカの牛肉のように脂肪分の少ないものを生産することだってできるはずです(よく分かりませんが,むしろそっちの方が簡単なのではないでしょうか).吉野家などの業界関係者は,共同で出資して自ら肉牛の生産にあたるべきだと思います.このまま黙って米国産牛肉の本格的な輸入再開を待っていてもラチがあきません.さもなくば日本政府によって倒産に追い込まれる可能性は大きいだろうと思います.
牛丼用や牛タンは品不足か 輸入再開、慎重な見方も
食品安全委員会プリオン専門調査会の議論が進み、米国産牛肉などの輸入が12月にも再開される見通しが強まったことに対し、禁輸解除を待望する外食業界は歓迎しているものの、今後は輸入に厳しい条件が付くため、牛タンでは禁輸前の輸入量の約5%にとどまるとの試算もあり、部位によっては「牛肉不足」が依然続くとみられている。
米国の「圧力」を受けてきた日本政府は「明るい見通しが立った」(細田博之官房長官)とし、11月の日米首脳会談前に解決の道筋が見えたと安堵(あんど)しているが、業界関係者は手放しで喜べないのが実情だ。
<関連エントリー&リンク>
・吉野家株の高騰と米国牛肉輸入再開の可能性
・ポチ小泉、国民よりブッシュ「植民地に近い政治」
writeback message: Ready to post a comment.