ブッシュ大統領はこの4年間でアメリカにどのような安全をもたらしたのか.7つの事例を挙げてブッシュの政策を批判する興味深い記事を見つけました(AMERICAblog via Daily Kos).
1. ビンラディンは未だ自由の身であるだけでなく,その存在が忘れられている
2. イラクは今や地球上で最大のテロリスト養成場と化した
3. アメリカ軍は間違った戦争の中で身動きがとれなくなっている
4. 9.11委員会の助言をブッシュは無視し続けている
5. 自国の防衛費はつまらない職務に費やされた
6. テロリストへの核爆弾流通を阻止しようとするブッシュの努力に対し,9.11委員会はD
評価を与えた.
7. 今や世界中のほとんどの国々はアメリカを嫌う
つまりブッシュはアメリカに安全をもたらすどころか,逆に危険要素を増やしていると同ブログでは論じているのです.また「もしブッシュがアメリカに安全をもたらしたというのなら,それを是非教えてくれ」と,同記事を締めくくっています.
イラク戦争は明らかに間違った戦争だったと僕も思います.ブッシュもそれを認めましたが,時すでに遅し.謝って済むほど軽い過ちではありませんでした.アメリカ国民だけでなく,世界中の多くの人がブッシュを批判しました.これは紛れもない事実です.しかしずいぶん前に見たニュース23では,9.11で息子を亡くした母親(アメリカ人)がブッシュの政策を褒めていたのも事実なのです.これはとても印象的でした.彼女は「ブッシュがいなかったらアメリカはもっと深刻な被害を受けていただろう」とコメントしたのでした.息子を亡くした親なら普通はブッシュを責めるのではないでしょうか.それなのに真逆のコメントを残したその母親は,僕の記憶の中で強く焼き付いているのです.
上記7つのブッシュに対する批判は,根拠のない批判ではなく事実である可能性が高いのです.そんなブッシュ(アメリカ)の飼い犬と言われているのが,我が国の小泉純一郎であります.アメリカが世界中から嫌われつつあるのなら,日本も道づれで嫌われ者になるでしょう.アメリカがテロリストによる危険に晒されるなら,日本も例外ではないのだと思います.小泉純一郎が2001年4月26日に内閣総理大臣に就任して以来,日本はいろんな意味で大きく変わりました.その中で国防に注目したとき,日本の防衛レベルは改革を遂げたでしょうか.国家レベルでのテロ対策から国民一人一人の意識改革まで,そのレンジは激しく広いわけですが,この約5年間で少しでも安全側に天秤が傾いたでしょうか.日本は中東のテロリストだけでなく,中国,韓国,北朝鮮の動向にも慎重に目を向けなければなりません.北朝鮮の拉致被害者救出に代表される,すでに起こってしまったテロリズムへの取り組みも含めて,小泉内閣が遂げた国防・自衛面の改革が実質的なものであったかどうかを考えてみたところ,僕には明確な答えが見えませんでした.最近騒がれているポスト小泉が明確な答えを導き出してくれるかもしれないと期待する前に,我々はこの5年間をしっかりと振り返る必要があるのだと思いました.
小泉首相、年頭記者会見 改革路線の続行を強調
小泉純一郎首相は4日朝、首相官邸で恒例の新年記者会見を行った。
**中略**
ポスト小泉問題についての記者からの質問に対して、同首相は「トップリーダーが国民から支持を得ることは極めて大事だ」としながら、「法案成立のために与党との協力と信頼も必要」「バランスに配慮して指導者を選ぶべきだ」と述べ、現段階では時期尚早として具体名を挙げることを避けた。
日中・日韓関係改善策については、就任以来の持論である日米同盟・国際協調に基づいた基本路線の重要性を強調、一般論にとどまるだけで、具体論に踏み込むことはしなかった。また、靖国問題に関しては、「心の問題」であり「外交問題にはならない」とこれまでの主張を堅持、参拝に反対している中国・韓国の姿勢を批判した。
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