Mar 28, 2006

【中国知財権侵害】一晩で無理なら何年で可能?

一晩で中国の海賊版ソフトを撲滅することは困難だそうです.というか,一年経っても十年経っても無理だろう思われます.特に根拠はありませんが,いい加減な国ですからそう簡単に信用などできません.摘発したってまた新しい業者が海賊版を製造販売するに決まっています.摘発のやり方や再発防止策の内容と効力もよく分かりません.中国から海賊版ソフトが完全に消えたら,所得の低い彼らの多くは正規品を買う事ができないのだから,中国の様々な箇所に支障をきたす事が予想されるため,政府がどこまで本気でやっているのか分からないのです.つまるところ,中国のすべてが根底から変わる必要があるのです.これは国際的背景からすると時代遅れな彼らのマナーにも通じる話です.

だいたい知的財産権保護をめぐる米国などの対中批判について反発している時点で,彼らが良い方向へ変わる見込みは感じられないのです.反発できる身分ではないでしょう.逆ギレもいいところです.しかも反発の内容は,

「米国の統計では、対中輸入品のうち、知財権を侵害している商品は金額ベースで0.04%に過ぎない。これは国際的に見て極めてわずかな数字だ」

というよく分からないものです.これは反論になっていないと思うのです.なぜなら対中輸入品では百歩譲ってそうかもしれないけど,じゃあ中国国内においてはどうなのかというツッコミどころが満載だからです.つまり反論ではなく単なる頭の悪い逆ギレレベルの苦しい言い訳にすぎないのです.もっと言えば,中国は外面をよくするために対中輸入品の知財権侵害率を抑えているとも考えられます.実態が暴かれた今さらになって外面もないのですが,国内で海賊版が出回り,それを巡る需要と供給のバランスが成り立ち,一つの大きなマーケットになっていることは事実なのだから,各国の批判をまずは受け入れるのが筋でしょう.

[中国海賊版]05年摘発件数 1210件、15億円相当に

中国税関総署の副署長は27日記者会見し、海賊版CDやコピー商品などの摘発が、世界貿易機関(WTO)に加盟した2001年以降、年平均30%増加していると発表した。05年の摘発件数は1210件、9978万元(約14億9600万円)相当に上ったという。4月末に訪米する胡錦濤国家主席とブッシュ米大統領の首脳会談を前に、中国政府が知的財産権保護に真剣に取り組んでいるとの姿勢を強調する狙いがあるとみられる。

<関連リンク>
中国、海賊版の取り締まり強化を発表


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