Jun 09, 2007

【コムスン】不信と矛盾で飾られた折口会長のお言葉

介護事業で金儲けをしてはならないとは思いません.会社なのだから利益をあげなければやっていけないし,いくら仕事とはいえ,見ず知らずの人間を介護するにあたり,精神的な面でボランティアでは続けていけないでしょう.しかしコムスンの汚いやり方では,「介護を食い物にしたのではないか」と批判されても仕方ないと思います.それは,常勤ヘルパーの水増し申請,介護報酬の不正請求,指定申請の書類紛失など,ずさんな管理体制が慢性的に存在したにも関わらず拡大発展をやめなかったのは,金に目がくらんだことの証拠だと思えるからです.

コムスンを従えるグッドウィル・グループの折口会長は,「お客様や従業員に不安を与えないことが第一」と記者会見で述べました.しかし彼ら重役がこのまま今の立場に居座る事が,何よりもお客や従業員の不安の種となるでしょう.また,折口会長はコムスンの事業を自らのグループ会社へ譲渡し,介護事業を続ける意向を示しましたが,自分たちのグループ内でこの大きな問題を解決できるほどシステムがしっかりしているなら,始めから管理体制はずさんにならなかっただろうし,その他諸々の問題も生じなかっただろうと思います.だから仮にコムスンの事業のグループ内譲渡計画が実現しても,それは単なる看板の掛け替えに過ぎず,実体はコムスンと何ら変わらないだろうと思います.変わったとしても,それは最初の2,3年だけで,5年くらい経てばまたずさんな実態が再発生するでしょう.厚生省や社会保険事務所にも言えることですが,結局は腐った部分を根本的に変えなければ何も変わりません.

グッドウィル会長が謝罪 コムスン社長は辞任

訪問介護最大手のコムスン(東京)が各地で不正に事業所指定を受け厚生労働省から指定打ち切りの行政指導を受けた問題で、親会社のグッドウィル・グループ(GWG、東京)の折口雅博会長らが8日、東京・六本木ヒルズにあるグループ本社で記者会見し、コムスンの樋口公一社長が引責辞任することを明らかにした。しかし、コムスン事業のグループ内譲渡については「当面凍結する」としながらも「選択肢の一つ」と述べ、介護事業から撤退する意思がないことも表明した。

アマゾンのカスタマーレビューによる,折口会長の著書(上)からの抜粋(以下).

企業は利益を求めるあまりに焦ったり,正しくないことをしてしまうことがあります.「正しくないことをしたら損になるのだ」,「逆に利益は得られないのだ」ということを常に確認し合うことが重要です.そして企業の不祥事は,企業が絶頂になったときに起こりがちです.


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