Apr 18, 2006

修学旅行で行うべき事は大気汚染調査ではない件

「上士幌の方が東京より空気が綺麗だから,若者は都会に出ず上士幌で一生を終えよ」と言いたいのか,「若者は都会へ出て上士幌の自然の良さを訴えよ」と言いたいのかよく分かりませんが,とにかく中学校の修学旅行で東京の大気汚染調査をやる目的や意義に,大いなる疑問を感じるのです.「空気が綺麗だから良い街」とか「自然が豊だから良い街」というのでは短絡的にもほどがあります.これでは短絡的な思考・発想しかできない子供が育っても不思議ではないのです.東京や大阪などの大都市より上士幌の空気が綺麗なのは当たり前のことで,また自然が豊なのも当たり前です.そんな当たり前の事を調べて当たり前の調査結果を報告し合ったところで一体何のメリットがあるというのでしょうか.大都市には上士幌にない良い面がたくさんあります.それを子供達に正しく教えず,東京の空気は汚いし自然も少ないから上士幌の方が優れていると「洗脳」するというのは,極端に言えば北朝鮮と同じではないですか.「まさか今どきの子供がそれくらいで洗脳されるはずはない」と思うかもしれませんが,先生や先生に共感する親が一方的に「都会は空気は汚いし自然も少ないからダメなところだ」と言い続ければ,少なからずそうゆうイメージを子供達は持つでしょう.変に地元意識が強い短絡的思考の人間というのは,僕の中ではいわゆる「田舎者」と定義されているのですが,これでは世間知らずで時代遅れの田舎者が,すでに田舎者が板に付いた大人達によって量産されてしまいます.せっかくの修学旅行です.せっかくの東京行きです.大気汚染調査などする暇があったら,渋谷のど真ん中で自由行動でもさせた方がずっと得る物があるはずです.

東京の大気汚染 修学旅行で調査上 士幌中「地元の良さ再認識を」

十勝管内上士幌町の上士幌中(堀光生校長)三年生四十二人が五月、修学旅行で訪れる東京で大気汚染調査を行う。堀校長は、都会と比較することで「自然豊かな地元の良さを再認識してもらいたい」と狙いを話している。


Posted at 14:36 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

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