Jun 07, 2007

【英国】氷の融解潜熱を利用した冷却システム

氷の融解潜熱を利用して地下鉄車内などの気温を下げようという試み.ロンドンでの話です.氷は融ける際に大気中から潜熱を吸収するので,氷の周りの空気は冷やされます.このシステムは,座席下に置かれたブロック状の氷の周辺にある冷えた空気を座席の後ろまで送風し,乗客に涼しさを提供するという仕組みです(詳細は不明ですが恐らくそうでしょう).これは一見エコっぽいのですが,水から氷を人工的に生成するにはそれなりのエネルギーを要するし,冷凍機からは何かしら(CO2とか)の排出も生じるはずです.まあ別に生じてもいいのですが,問題はその量です.既存の冷却システムを使うより,氷の融解潜熱を利用した冷却システムの方が遙かに効率よく(エネルギー面でも環境面でも経済面でも)気温を下げることができるなら良いですが,そうでないなら二度手間を踏んでいるようでどうかと思います.冬期間において,自然に形成された氷を利用するなら話は早いんですけどね.本当に実用化されるのか興味があります.日本の地下鉄も暑いですからね(あの熱を利用して何かできないものかと思います).同システムは来年から試験が始まるようです.

For a cooler journey by tube, just add ice under the seat

It may seem a rather basic solution to an age-old problem. But if it works, then millions of passengers on the London underground will hardly complain when it starts getting hot and sweaty on the tube.

In an effort to cool things down in the summer, the network is planning to put blocks of ice underneath the seats of trains.


Posted at 13:40 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

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