Apr 14, 2006

実感のない景気拡大と予想できる第二次バブル崩壊

今年の冬は寒かったのでユニクロのカシミヤセーターやコート類がよく売れたのだそうです.ユニクロの商品は安いし,その値段にしては質がいいので僕も好きなのですが,アウターをユニクロにすると,例えば自分の着ているTシャツが,うだつの上がらない汚いオヤジとペアルックになる,というとんでもない奇跡が街中で突発的に生まれたりするので非常に危険なのです.まあこれは僕が札幌で経験した事実なのですが.というわけで,僕は以前よりはユニクロでアウターを買わないようにしています.ユニクロで買ったアウターを海外で着るならいいと思いますけどね.僕は服には特にお金をかけない派ですが,誰かと服が被るというのは気持ちのいいことではないと思っています.逆にパンツや靴下などのインナー系はほぼすべてがユニクロです.それはもうユニクラーです.

ユニクロの純利益増加には「いざなぎ景気」を抜く勢いと言われる昨今の景気拡大も影響を及ぼしているのかもしれません.しかしどれだけの国民が「最近は景気がいいよね」と実感しているかについては甚だ疑問です.少なくとも僕の周りでは全く景気がよくないですから.月例経済報告で「景気の上向き」が宣言されてから1年遅れくらいで,まず首都圏の景気がよくなる.それから更に1年遅れで地方の都心部の景気がよくなる.更に1年遅れで地方全体の景気がよくなる・・・と言ったような時間差があるのではないかと思ってしまいます.つまり北見で市民が好景気を実感するのはあと3年後ということになるでしょうか.そのころには首都圏の景気は横ばいか,あるいはいつかのバブル崩壊に近い状態になっているかもしれません.だとすれば,首都圏在住者は地方へバブルを求めて流れてくるでしょう.でもそんなにお金を持っていないから地方も潤わない.故に地方のバブルも崩壊し,日本全体が沈みこむ.90年代のバブルが崩壊した際,もう二度と同じ過ちは繰り返さないと誓ったはずなのに,人々はまたバブルを求め,同じ過ちを繰り返そうとしています.岡本太郎はその生涯において似たような作品を作りませんでしたが,彼に言わせれば「同じ事を繰り返すくらいなら死んでしまえ」と断言できるほど,そういった行為は無意味であるそうです.同じ事を繰り返す事が伝統を守ることであるとも思うので,僕は岡本太郎の言葉をすべて受け入れる気にはなれません.しかし無意味な繰り返しと意味のある繰り返しというのがあります.バブルの崩壊によって混沌とする経済状況の繰り返しというのは,全く持って意味のない繰り返しであって,そんなことをいつまでも続けるなら,それこそ死んでしまった方がいいと思います.ところで話はいきなり飛びますが,タレントの青○○子なんかはバブルの生き残りなどと言われており,本人もそれを肩書きの如く掲げていますが,ちょっと頭がどうかしているのではないかと僕なんかからすれば思ってしまい,非常に理解に苦しむところがあります.単なる時代遅れな人ではないですか?

ユニクロに厳冬の恵み、2月中間の純利益24%増

ファーストリテイリングが13日発表した2006年2月中間連結決算は純利益が265億円と前年同期比24%増えた。厳冬でカシミヤセーターやコート類などの年末商戦が好調だった。


Posted at 16:02 in 主に時事ニュース | Permalink | 2 Comments | | edit

Comments

新聞によると、コンビニは、既存店6年連続前年割れでしょ。
東京のコンビニもだめらしいですよ。
でも本部の今年の利益2098億円と7%増加ですよ。
本部社員も冬の暖房手当てなしでがんばってるようですが、もうちょっとお客に還元してもいいよねぇ。

Posted by Rose at 2006/04/15 (Sat) 06:23:11

コンビニ業界の事は知りませんでしたが,厳しいんですね.本部の利益を2%減らしただけでも,かなりの金額が従業員やお客に還元されそうなものですが,そうゆう訳にはいかないのでしょうか.やっぱり今言われている景気拡大って,僕だけではなく,多くの国民にとって実感のないものなのでしょうかね.でも国民が実感できない政府の発表というのも不思議なものです.政府と国民の間に大きな壁,もしくは溝があるということになりますから.

Posted by cozymax at 2006/04/15 (Sat) 12:39:27
[ 2 Comments ]
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