Nov 14, 2009

一番になれなかったら落とし前を付けろ?

まるで自分が特別な存在で,悪を倒す正義の味方とでも言わんばかりの勘違いした仕分け人による事業仕分けのニュースを見ていると本当にイライラします.だからあまり見ないようにしていますが,最近はニュースを見ていると必ずその映像が流れるので,情報を避けるのも一苦労です.まあ,中にはあきれるほどずさんな金の使い方をしている件もあって,積極的に廃止すべきと同調できるものもありますけど(下に引用した事例とか).

ある正義の味方が「科学研究の分野で一番を目指して一番になれなかった場合,そこにつぎ込んだ金についてどう落とし前を付けるのだ?」みたいなことをしたり顔で質問していました.さらには「科研費など,国民の税金が研究に使われるなら,国民にそれ相当のリターンが無いと納得できない」とも.頭がおかしいとしか思えません.そういうもんじゃないだろ・・・.研究のことを何も知らないからこそ出る質問であり,自分で自分の無知を公に披露しているわけですが,本人はきっと恥ずかしさに気づいていないでしょう.無知の知ならぬ無知の無知.ソクラテスに言わせれば本当のバカです.これまでも”偉い人たち”によって日本の科学後進国化が推し進められてきましたが,ここにきてそれが加速された形となりました.目先の欲に踊らされ,短絡的な思考に支配され,金になる研究しかできない(金にならない基礎研究ができない)この国は,本当にもうダメかもしれませんね.

事業仕分け“メール就職相談”廃止を提言

行政刷新会議の事業仕分けは3日目の13日、携帯電話のメールを使って若者から就職相談を受ける厚労省所管事業の実態に、仕分け人があきれる一幕があった。

民主党・枝野幸男元政調会長「全国で一日に100件も来ないメールに対応するために、外注する必要があるんですかね?」

仕分け人1「20人で50件に対応するということは、一人が一日に2件の業務量。丁寧に一日2件のメールをスーパーバイズ(指導)して、年間500万円いただけるとしたら、やりたい方はかなりいるのではないか」

仕分け人2「もう、言う気にもなれません。若者を支えて、カウンセリングをして支えている人たちが、どんな費用でどれだけ頑張っているか、現場に行ってくださいよ!」

仕分け人は、この事業の廃止を提言した上で、厚労省に対し、予算の組み方だけでなく、政策の立て方を根本から変えるべきと注文をつけた。


Posted at 01:03 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

Comments
[ No Comment ]
Post a comment

writeback message: Ready to post a comment.









Remember the above info?
管理者用コメント編集:
パスワード: