JALの不祥事が止まりません.JASがJALに統合されてからというもの,国内の大手航空会社は実質的にJALとANAの2社となりました.競争相手が減ったことが直接の原因かどうか分かりませんが,JASとJALの統合後,明らかに航空運賃は高くなりました.しかもANAもJALとほぼ同じ価格設定にしているんですね.2社で甘い蜜を吸っている格好です.ここに分け入ったのが我が北海道のAIR DOでした.発足当初こそ大手2社の”いじめ”に負けて業績が伸び悩みましたが,今では立派にやっています.しかし大手2社に対して価格の面でプレッシャーを与えるまでにはまだ至っていません.
JALはこれまでの不祥事を受けて,まず安全面と社内倫理の面を改善する必要があるでしょう(三菱に通ずるものを感じます).これを完璧にした後,まだやることがあります.それはお客さんに対するお詫びです.是非とも航空運賃を値下げするという方法で,我々お客に謝罪していただきたいですね.特に地方航路において,値下げを実施してほしいです.女満別-羽田は片道・正規料金で35,700円です.一番安い前売り21でも片道26,700円.はっきり言って高すぎます.数年前なら同区間の往復航空券を2万円未満で購入できました(JAS時代).何が主たる原因でここまで運賃が高騰しているのか分からないんですが,とにかく高くて困っています.パイロットの給料を数ヶ月分カットするとか,職員の給料を減給するなどして,航空券代に反映していただきたいものです.ちなみに今月27日にAIR DOで東京へ行きますが,旭川-羽田の往復で2万円です.ここから旭川まで行く手間とお金を考慮しても,こちらの方が経済的です.今回は特に急ぐ旅ではないので.まあ一番いいのは女満別-羽田間にAIR DOが参入することですけどね.そしたら高いだけのJALなんて絶対に使いませんから.
怠慢な経営をしていれば顧客からの反感を買って当然です.それなのに今回は不祥事が止まらないわけだから,猛烈な反感を買っても全く不思議はありません.だからJALは徹底的に改善策を施し,徹底的に謝るべきです.今はJALだけが騒がれていますが,ANAにだって言えることです.もちろんAIR DOにも.航空業界だけにとどまらない話でもありますが.
以下にJALの一連の不祥事を掲載しておきます.
またJAL、今度は50歳パイロットが女子高生買春
不祥事の続く日本航空ジャパンだが、パソコンのチャットで知り合った女子高校生(18)に現金を渡す約束をしてわいせつ行為をしたとして、大阪府警少年課と曽根崎署は20日までに、児童買春・ポルノ処罰法違反の疑いで、同社パイロット(50)=横浜市=を逮捕した。
同社には管制指示違反や整備ミスが相次ぎ、この日、国土交通省の立ち入り調査が入ったばかり。不祥事の連鎖はとどまるところを知らず、もはや“離陸不能状態”に陥っている。
これまでの不祥事
平成16年12月13日 貨物機主脚に強度の弱い旅客機用部品を使用
17・1・22 新千歳空港で管制官の離陸許可を受けずに滑走開始
3・11 韓国・仁川空港で管制官の指示を誤認し滑走路に進入
3・16 緊急脱出用スライドのスイッチを切り替えず運航
3・20 帯広空港で着陸機が使用禁止の誘導路に誤進入
3・22 福島空港で着陸機のテールスキッドが滑走路に接触▽操縦室で異臭を感じ羽田空港に緊急着陸▽徳島空港で高所作業車が接触し翼端損傷▽成田空港の到着機でエンジン取り付け部のパネルとボルト2本が脱落
3・27 成田の到着機でゴム製シールが欠落▽フラップ作動の異常表示で成田へ引き返し
3・31 ホノルル空港到着機で主脚タイヤのボルト破断、ナットなどが脱落
4・3 羽田-広島便でエンジン燃料表示の電気配線が断線
4・5 宮崎空港の部品交換で大幅な遅れ▽岡山空港で水平尾翼付け根の部品が欠損
4・7 高松空港でエンジン後部の排気口付近のボルト脱落
4・10 自動推力調整システムの異常表示で鹿児島空港に引き返し
4・11 速度計のトラブルで那覇空港に臨時着陸
4・12 副操縦士が社内規定に違反し離着陸時に操縦
4・13 操縦席の緊急時用酸素圧力が低下しアンカレジに臨時着陸
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