Oct 24, 2005

製造貨幣大試験がどうもアレな件

硬貨の重さを検定する「製造貨幣大試験」が恒例行事になっていることなど,今日まで知りませんでした.貨幣の信用維持のため1872年に始まり,今年で134回目だそうです.造幣局の職員が精密てんびんを使って硬貨の重さを計量するのだそうですが,有効数字はどれくらいとるのでしょうか.・・・などといろいろ考えているうち,意外とおおざっぱなのかもしれないと気付きました.僕はてっきり1枚ずつ測定するのだと思ったのですが,どうやら違うようなのです.

許される誤差は硬貨ごとに異なり、1000枚で4.8キロとなる100円硬貨の場合、16グラム以内の厳密さが要求される。

1000枚で4.8kgということは1枚当たり4.8gですが,この方法だと1000枚の硬貨の中に6.0gの硬貨が1枚あって,3.6gの硬貨が1枚あったとしても,それは見抜くことができません.また10gの硬貨が1枚含まれていたとしても,それがどれだか特定することができないのです.要は誤差(不良品)が平均化されてしまうのです.これが「意外とおおざっぱなのかもしれない」と思った理由です.

また昨年の製造貨幣大試験を告知する財務省のサイトによると,同試験に費やされる時間はたったの30分だそうです.やっぱり本当におおざっぱなのではないでしょうか?

というか一番大きな疑問は,この平成のご時世に,いちいち人間が硬貨の重さを量らなくてはならないのかということです.そんな単純作業は機械が一番得意とする分野なのだから,すべて任せてしまえばいいと思うのです.だけど130年以上続く伝統行事だから,そこはあえて人力でやる必要があるのでしょうか.一見凄く無駄な作業だと思いますが,これに関しては「必要な無駄」なのかもしれません.まあどうでもいいですけど.

大阪造幣局で「貨幣大試験」

硬貨が規定通りの重さで製造されたかどうかを調べる恒例の「貨幣大試験」が24日午前、大阪市北区の独立行政法人造幣局であり、職員らが精密てんびんを使って硬貨の重さを計量した。

紙幣の検定は行わないのに,なぜ「貨幣大試験」なのでしょうかね.「硬貨大試験」でいいと思うのですが(紙幣の検定も行うのでしょうか?それとも昔は紙幣がなかったから!?).大試験の”大”が必要なのかも気になりますw.


Posted at 20:16 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

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