Jan 20, 2007
北ガスと北見市は過失を受け入れるべきだ
大方の予想通り,北見のガス漏れ事故は官民の怠慢によるもので間違いないようです.そしてこれは事故ではなく事件であることも確実でしょう.北ガスはもちろんのこと,北ガスに業務委譲している北見市も業務上過失致死傷罪を素直に受け入れ,被害者の方々へ真摯な対応をすべきです.まだ同罪に決まったわけではありませんが,これまでの報道を見ていればその罪に十分相当することはよく分かります(もっと言えば殺人罪でも良いくらいだと思います).また,亡くなった後藤さん宅を調べた警察が,ガス中毒を疑いながらも北ガスへ連絡しなかったことも大問題です(link).これにより被害が拡大したと言っても過言でないだけに,立派な不祥事として厳しい処分が下されればいいと心から思います.
損傷したガス管は直径150mm.昭和42年に深さ1.6mのところに埋設されたもので,現在は使われていない材質であるため取り換え対象だったのだそうです.漏れたガスは一酸化炭素中毒を起こす恐れがある「4B」と呼ばれる種類.都市ガス原料は全国的に一酸化炭素を含まない天然ガスへと転換が進んでいますが,北見市では平成21年に切り替えが予定されていました.先ほどテレビで専門家が話していましたが,一酸化炭素を含むガスを未だに使用しているのは,全国的に見て1割の地域だけなのだそうです.道東では都会の部類に入る北見市でこの有様なのだから,この辺りはまだまだ危ういところがたくさんあるような気がします.最近は地震も多いので,それによるガス管の破損が危惧されます(特に僕が住んでいる辺りは地盤が悪いらしいので怖いです).それにしても平成21年とは遅いですね.遅すぎですよ.話は違いますが,地デジも恐らくそれくらいに導入されるのでしょう.まさに陸の孤島です.市役所の建て替え問題にばかり気を遣っている場合じゃないですよ,まったく・・・.
事故(事件)現場周辺は,土壌中に充満したガスにより今でもガス臭いようです.住民の方々が一刻も早く普段の生活を取り戻せればいいと思います.本人達は何も悪いことをしていないのに,人災と言える事故(事件)で被害を受けたのだから(数名は殺されたのだから),それはもう本当に気の毒で,かける言葉もありません.
地中のガス配管が破損 北見の男女3人死亡事故
北海道北見市で18日から19日にかけ、民家3軒で男女計3人が死亡しているのが見つかった。現場近くのガス管が破損しており、いずれもガス漏れによる一酸化炭素(CO)中毒が原因とみられる。17日には付近でガス警報器が作動、北海道ガス(本社・札幌市)が屋外と室内でガスを検知したが、破損個所の特定まで2日間を要した。北見署は損傷の原因を調べるとともに、業務上過失致死傷などの疑いで捜査、関係者から事情聴取を始めた。
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