新北見市発足に伴い,市長と市議の選挙が始まりました.市長は一騎打ちの戦い.市議は北見(定数25)で29人,端野(3)で4人,常呂(3)で5人,留辺蘂(5)で9人がそれぞれ届け出を行い,いずれも選挙戦となりました.ということはつまり,30台以上の選挙カーが爆音と共に北見市内を縦横無尽に駆けめぐるわけです.「○○(候補者名)がやってまいりました.○○です.○○をよろしくお願いします.」と同じフレーズを連呼し,誰も手を振っていないのに「ありがとうございます!」とか,さも自分たちが注目を浴びているかのような”はったり”をかますことで,一体どれだけの効果があるのか全く謎です.あの行為には,いわゆる浮動票を獲得する目的があるのだと思うのですが,どの後援会にも所属しない僕のような浮動票を握っている者からすれば,自分が迷惑だと感じることをされた人へ投票したいと思うはずがありません.耳鳴りがするほどの大音量で決まったフレーズだけを繰り返す候補者と,少数精鋭で自転車を使って住民一人一人と接する候補者が同時に僕の前を訪れたとしたら,明らかに後者を応援したくなります.もちろんその候補者が無能な人であれば話は別ですが.ただ,候補者が無能か有能かを判断できるほど分かっていないし,分かりたいと思うほど興味もないので,結局は後援会に所属する友人や知人のススメがあった候補者へ投票することになるのだろうと思います.ちなみに選挙カーが迷惑だからといって罵声を浴びせると,それは公職選挙法違反になりますのでやめましょう.
投票日の9日まで北見の街は賑やかです.しかしその一方で,夜の街は静かなのです.この金曜も土曜も,人はほとんど出ていませんでした.理由は簡単.小さな街ですから各候補者陣営の者が鉢合わせになってしまう恐れがあるので,それを回避するために人々は夜の街へあまり繰り出さなくなるのだそうです.と言う事は,夜の仕事をやっている人にとって,選挙期間というのは地獄であるという結論に達します.なぜなら,夜は客が来ないので仕事にならないし,昼間は夜に備えて寝たいのにうるさくて眠れないのですから.昼間に活動する僕のような人間にとっても選挙カーは迷惑.夜の仕事の人にも迷惑.いろんな人に迷惑をかけているのだけれど,それに見合うだけの効果が投票数に現れるのかは大きく疑問が残る(つまり浮動票を獲得するに至るメリットが本当にあるのかどうか).では候補者たちは一体何のために,そして誰のために声を枯らせて,まるでバカの一つ覚えのごとく同じフレーズを繰り返し叫び続けるのでしょうか.「昔から選挙といえばこのやり方だから」とか「敵の候補者陣営がやっているからウチもやる」的なくだらない理由であれば,即刻やめて頂きたいのですがこれは叶わぬ夢なのでしょうか.うるさい候補者に対して「うるさいぞ!」と本当の事を言って公選法に触れるというのは誠に理不尽で,だったら爆音で街中を駆けめぐる行為自体を公選法で禁止すればいいと思います.経費も削減されるだろうし,むしろその方がいろんな面でのメリットを感じます.もちろんこれは今回の北見市長・市議選だけでなく,すべての選挙に対して言いたい事です.
北見市長選告示、2候補が届け出
【北見】旧北見市と網走管内の旧端野町、旧常呂町、旧留辺蘂町の合併に伴う新・北見市長選は二日告示され、同日午後五時で立候補の届け出を締め切った結果、合併まで旧北見市長を務めた神田孝次氏(54)=無所属、自民推薦=と、同じく旧北見市議を務めた小野哲昭氏(57)=無所属=が届け出、両氏の一騎打ちとなった。
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