Apr 03, 2005

「北尾吉孝」これが本音か!?

いろんな意味で話題のソフトバンク・インベストメント(SBI)北尾吉孝CEOですが,「これが本音かも?」と思わせるコメントを朝日新聞で見つけました.まあやり手の発言ですから真偽は定かではありませんが,素直に受け止めると「そうだよなぁ」と共感してしまいます.以下,オリジナルソースより一部抜粋して引用.

「堀江社長への十分な抑止力」SBI北尾氏、本紙に語る

貸株を引き受けた経緯については、「1部上場企業の社長で、フジテレビが頼みに行ったとして、やる人がいますか。面倒にかかわりたくないと思う人がほとんどでは」と語った。

どうしてもこれが北尾さんの本音に聞こえます.泥沼の中に自ら足を突っ込んで,しかもトラブルに巻き込まれたいなんていうストイックな1部上場企業の社長なんて,そうはいませんよ.得することがないですからね.ライブドアvsフジサンケイグループの醜い争いで,一番面倒を感じているのは北尾さんなのかもしれません.子供のケンカに分け入って,両者を抑制したわけですからね.しかもどちらの子供の親でもないのに・・・.

ちょっと話がそれますが,今日(3日)名古屋市内で講演した際には,堀江社長の手法を批判したそうです.「なんでも金で解決できるわけではない.相手のことを思いやることを堀江君も考えてほしい」と.だけど「じゃあ北尾さんが買収をやるときは,本当に相手のことを思いやっているのか?また相手は思いやりを感じているのか?」という疑問は拭えませんね.でもホリエモンがニッポン放送買収をお金だけで解決しようとしていることは事実だと思うんです.ところがホリエモンは,自分がやっていることをいわゆる「敵対的買収」だと思っていないように感じます.この辺のすれ違いが,さらに事態を泥沼化させているように感じます.北尾さんの批判も,当のホリエモンには”馬の耳に念仏”でしょうw.残念.

ところで北尾さんは朝日新聞の記事の中で,国内における敵対的買収について持論を語っています.

「銀行が株を売り、安定株主がいない今の危機的な状況で、敵対的買収の防御に法制度がついていっていない」と指摘。「外資はどんどん動いていて、うちにもたくさん話が入ってくる。このままじゃ手遅れになる。政治家と行政の怠慢だ」と強調した。

「ホリエモンの暴挙は,政治家と行政が怠慢であるが故に生じた,現代を象徴するできごとだ!」といわんばかりです.早急な法整備がなされなければ,ホリエモンだけでなく,第二,第三のホリエモンが登場して,資本市場をグチャグチャにかき乱すでしょう.まあ別の言い方をすれば,ホリエモンが法の隙間を突いているんだと思いますが.だけど少なくとも現行の法制度では力不足のようです.どうしてもライブドアとフジサンケイグループに目がいきますが,政界の動きにも注目するべきなのだと感じました.


Posted at 22:29 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

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