Dec 04, 2004

発芽しない発明かも

タイトルは,特に意味はありません(笑).発芽<はつが>を<はつめ>と読んでください・・・.

理研など、植物を乾燥に強くする新遺伝子を発見


理化学研究所と国際農林水産業研究センターの研究グループは3日、乾燥した気候に強い植物を作るのに最も重要とみられる遺伝子を発見したと発表した。「この遺伝子を利用すれば乾燥に強い農作物ができ、環境問題や食糧問題の解決につながる第一歩になりうる」とする。発見したのは「SRK2C」と呼ぶたんぱく質を作る遺伝子。研究グループはこの遺伝子をたくさん組み込んだシロイヌナズナを作った。14日間水を与えなくても枯れなかったが、野生のシロイヌナズナは枯れた。(オリジナルソースより抜粋)

大変意味のある研究だと思います.だけどこの研究結果を応用した植物(野菜)は全部「遺伝子組み換え食品」なんですよね・・・.正確には「遺伝子組み換え野菜」なんでしょうけど,ここでは”食品”で以降書きます.

かたくなに遺伝子組み換え食品を拒んでいる日本では,せっかくの発見ですが日の目を浴びないんじゃないでしょうか.しかし皮肉なことに,日本ではマイナーな研究成果が,海外で高い評価を得るという例は過去にありました.この研究も,なんだか”その道”をたどる気がします.そして「日本人は見る目がない」と海外から批判されるんでしょう.

日本人だって,明日食べるものにも困るような生活をすれば,遺伝子組み換え食品だろうが何だろうが食べるはずです.しかしそんな人が日本に何人いるでしょうか.ホームレスの人だって,食べるものに困って餓死するなんて事はなかなか無いんじゃないでしょうか.そんな国でこの研究成果が育つとは思えません.

遺伝子組み換え食品に反対するという行為は,最先端の行為なんでしょうか.それとも時代遅れなんでしょうか.僕は何となく時代遅れな気がするんです.少なくとも,あと5年以内には確実に時代遅れになるような気がします.日本が方針を変えて遺伝子組み換え食品を全面的に許可したら,この研究成果は海外でひと回りもふた回りも大きくなって「逆輸入」されるんでしょうか.もしそんなことになったら,本当に皮肉なことです.

ところで,理研の方はなぜ「シロイヌナズナ」を作ってみたんでしょうね.お世辞にも有名な植物(野菜?)ではないですよね.トマトじゃダメだったんでしょうか・・・.

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