Jul 05, 2005
郵政民営化関連法案がギリギリで可決された怪
郵政民営化関連法案が衆院本会議で可決されました.これによって我々の生活がどう変わるのかとか,民営化は今後の日本が進むべき正しい道なのか,とかいう話はちょっと置いといて,今回は同法案が可決されるまでの道のりで起こった不可解なできごとを考えてみたいと思います.
まず僕が一番理解に苦しむのは,今さらどうして同法案に反対するのかという根本的なことです.郵政民営化は小泉首相の公約です.しかもその公約は小泉首相が首相になるずっと前から言い続けてきたことなのです.もし小泉首相が郵政民営化を行わなければ,それは公約違反ではないですか?初めから郵政民営化に反対する議員が多かったなら,小泉首相は首相になど就任しなかったのではないでしょうか.しかし現実に,我々国民はそんな彼を国会議員として選びました.そして当選後,彼は自民党総裁に選出され,2001年4月26日に”高支持率”で第87代内閣総理大臣に就任しました.この時点では国民も国会議員も,その大多数が小泉純一郎を支持していたはずです(2003年11月19日には,第二次小泉内閣の発足と共に,第88代内閣総理大臣に就任しています).
しかし今日の衆院本会議における郵政民営化法案の採決は惨憺たるものでした.賛成票と反対票の差はわずか5票.しかも自民党内から37名もの造反者が出ました.これは何を意味するかというと,選挙の時だけ,あるいは普段の国会のときだけは小泉万歳を気取っていた国会議員が如何に多いかということだと思うのです.普段は郵政民営化を支持していたのに,今になって反対票を投じているような議員がもしいたとしたら(たくさんいると思いますが),その”先生”こそが公約違反か何かで罰せられるべきではないのでしょうか.郵政民営化が正しい判断かどうかはさておき,昔から言い続けてきた公約を実行しているだけの小泉首相のやり方は,別におかしなところは一切無いと思うのでした.
そんな中,Yahoo!で見つけたこんな記事.なんですか?郵便局ファンの会って.「キャー!この郵便局超すごくな~い!?超ポスト赤いんだけどぉ~!!」とか言いながら全国の郵便局巡りでもするのでしょうか.ぶっちゃけ「既得権益を守ろうの会」だと思うのですが,”小泉首相と大多数の国民”が選んだ「郵政民営化」という道が正しいのか,それとも「郵便局ファンの会」が言うことが正しいのかは,これから自分なりに考えてみたいと思っています.少なくとも,ちょっと考えたらすぐに答えが出るほど簡単な問題ではないと思っています.
郵政法案可決、大量造反で5票差…自民の亀裂深まる
小泉内閣が最重要課題とする郵政民営化関連法案は5日の衆院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、参院に送付された。民主、共産、社民の3党は反対した。採決では、自民党の37人が反対するなど大量の造反者が出たため、賛成は233で、反対の228を5票上回る小差となった。
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