Jul 01, 2006
日本の拉致問題は対北朝鮮ではなく対朝鮮人が適切
北朝鮮拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)とその母親(崔桂月),そして姉の再会シーンがテレビで流れる度,僕は激しいアホらしさと気持ち悪さを感じます.北朝鮮政府の気持ち悪さ,金英男の気持ち悪さ,韓国政府の気持ち悪さ,崔桂月と金英男の姉の気持ち悪さ,などなど,様々な気持ち悪さが混じり合ってドロドロになったヘドロを,その強烈な悪臭と共に間近で見ているような気持ちになります.金英男の気持ち悪さは北朝鮮によって強制的に作り上げられたものであると思うので,まあ仕方がないとは思います.しかしその他に関しては本当にしらけます.崔桂月と姉は金英男と再開する前に横田夫妻と面会し,両者共通の問題である北朝鮮による拉致をいかに解決すべきかを話し合いました.そして話の結論として,拉致問題解決へ向けて団結しました.少なくとも僕はそう思っていたのです.しかし崔桂月と姉が金英男と再開を果たした今,横田夫妻は完全に裏切られました.
もはや分別の付かなくなっている年老いた母親(崔桂月)の言う事は無視するとしても,記者会見で姉の口から出た信じられない言葉の数々は無視する事ができません.「私は弟(金英男)の言う事を信じる.めぐみさんは死んだそうです」などという事を,よくもまあしゃあしゃあと言えたものです.あの記者会見の映像を横田夫妻も見るであろうということは容易に想像がつくわけですから,つまりあの発言は横田夫妻の気持ちや他の拉致被害者の気持ちを全く考えない自己中なものであったと言えるわけです.「自分たちの拉致問題が解決に向けて大きく前進したのだからそれでいい」というあの発言は,拉致問題に少しでも関心を持っている者の気持ちを逆なでするものでした.と同時に,拉致問題解決のための政策として,韓国と手を組むことが逆に日本にとっては遠回りになる可能性も示唆されました.
韓国は所詮韓国でしかありません.拉致問題は「朝鮮人対日本人」という括りで考えざるを得ないような状況になってきているのだから,日本が韓国と「協力」して拉致問題を解決することなどあり得ないと思うのです.むしろ韓国は北朝鮮に「協力」し,日本批判を行うのですから(拉致問題を利用して日本批判を行うとも言える).日本は日本だけで拉致問題を解決しなければなりません.他国に頼っていたのでは,いつまで経っても拉致問題は解決しないのです.今なを続く日本政府の朝鮮人に対する変な遠慮や同情も全く必要のないものであって,早急に断ち切らねばならないと思います.
韓国メディア、金さん証言を疑問視 日本批判も
韓国人拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さんと母姉の再会をめぐる韓国世論や政府の受け止め方は「28年ぶりの再会実現」を高く評価しつつ、英男さん証言を疑問とし、北朝鮮への不信感と期待が交錯したものだった。一方で、一時的な再会より拉致問題の一括解決を求める日本側の反発が同時に伝わったこともあり「拉致で(北朝鮮を)圧迫しようとする日本は態度を変えねばならない」(ソウル新聞)と矛先を日本批判に向ける論調も目立った。
韓国政府当局者は30日、英男さんの再会を総括して「証言の真偽はあえて詰めない。息長く拉致・離散家族問題の前進を図る。めぐみさん問題は日本の問題。我々が一緒にやることはない」と述べた。
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