Oct 04, 2006

【腐敗する大相撲】北の湖規定を考察

いわゆる北の湖規定は新規の相撲部屋が乱立することを防ぐためのものと言われていますが,真意は他にあると僕は思います.現在の相撲界は広い意味において外国人力士に”おんぶにだっこ”な状態で,関取としての実力面でも日本人力士は外国人力士に歯が立たないわけです.そのような不甲斐ない日本人力士が引退後に軽々しく部屋を新しく興すなど,はっきりいって言語道断.再び弱い関取が生まれるだけですから.つまり北の湖規定の真意は,軟弱なDNAを角界から淘汰することであると僕は考えるのです.もっと言えば,北の湖理事長が現況について「いい加減にしろ」と言いた張本人であり,自分が憎まれ役を買わなければ相撲界は変わらないと考えているのではないかと思うのです(つまり腐敗する相撲界を正常化したいと考えているのではないか?).

元記事では「部屋数が増えれば新弟子のスカウト合戦も激しくなり・・・」という言及がありますが,新弟子検査を受ける者が年間を通して10名もいないような状況で,スカウト合戦の激化など心配する必要はないのです.このことからも北の湖規定の目的が新部屋乱立の防止ではないことが推測できます.もっと早急に心配すべき事が北の湖規定に盛り込まれています.

北の湖規定が直接的に相撲界の活性化に繋がることはないでしょう.ですが北の湖規定は今の相撲界に必要であると僕は思います.先に述べたようなしょうもないDNAが淘汰されるまで,相撲界は一度どん底を見ればいいのです.そしてそれが成されるまで,国技の名を返上するべきです.これほどまでに外国人に頼り切りな伝統的国技は,世界中を見ても相撲以外にないのですから.

大相撲ピンチ?!これでは新たに部屋おこせず…北の湖規定に不満続出

果たしてこれは大相撲界の活性化につながるのか。先月28日、相撲協会は新規の相撲部屋を興す場合の親方の資格について次のような厳しい規定を設けた。
(1)横綱、大関。(2)三役通算25場所以上。(3)幕内通算60場所以上のいずれかを満たす者。
現役で、横綱、大関以外でこれをクリアしているのは琴光喜、土佐ノ海、若の里のたった3人だ。

大相撲のピンチは今に始まったことではありません.今まで通りの甘い規定で新たに部屋を興せる方が,先を考えればピンチな状況であることは間違いないのです.

「弟子をしっかり指導するためには厳しさも必要だ」と北の湖理事長は話しているが、一方でこんな不満の声も親方たちの間から沸き起こっている。

「部屋を継承するのはいままで通りで、独立だけ抑えるのは、部屋持ちになりたかったら師匠の言うことをよく聞き、値段が高くても古い部屋を買い取れ、ということですよ。最近、独立した親方の多くが師匠とトラぶったり、買い取り値段の折り合いがつかずに飛び出したもの。二所一門が繁栄したのは積極的に独立を認めたからじゃないか。規制緩和の時代の流れに逆行するようなことをしていては、若手のやる気をそぎ、返って大相撲界の停滞を招く」

不満の声をあげる前に強い日本人力士を育成して見せてほしいものです.規制緩和といえば聞こえはいいですが,これまで規制緩和という名の放置プレイが公然と行われていたからこそ,今のような状況が結果としてあるのではないですか.悔しかったら幕内力士の内,外国人力士を5名以下にしてみろと言いたいわけです.

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