Jul 10, 2005

若貴騒動がリアル昼ドラでお腹いっぱいな件

いい加減うんざりな若貴騒動が何も進展しないまま,今日から名古屋場所が始まります.貴乃花親方は本業へ集中するために若貴騒動に関する報道陣の質問をシャットアウトしたそうですが,そんなに簡単に切り替えができるはずがありません.若貴騒動は今や彼らだけの問題ではなく,角界全体の問題となっています.仮に貴乃花親方一人が気持ち切り替えることができたとしても,弟子を初めとする多くの関係者が一様に切り替えを行えるはずがないのです.多くの関係者が彼らの醜い争いに辟易し,「頼むからもう辞めてくれ」と思っているに違いありません.相撲ファンの中にも,そのように思っている人は少なくないはずです.僕なんかもそうなのですが,タダでさえ最近の相撲は面白くないので見る気があまりしないのに,このうんざりする騒動がいつまでもダラダラと続くものだから,さらに相撲への興味が薄れつつあるのです.初日には朝青龍-雅山戦,高見盛-豪風戦(みちのく対決)など,多少興味のある取り組みはあるものの,どうもいまいちです.露鵬と弟の白露山の兄弟幕内というニュースも,やはりパッとしません.今名古屋場所は朝青龍の5連覇がかかっていますが,結局はまた圧倒的な強さで(他の力士の圧倒的な不甲斐なさで),朝青龍が簡単に5連覇を成し遂げてしまう姿が嫌なほど鮮明に目に浮かびます.だからといって,救世主的に新鋭がパッと出るわけがないので,ここは長い目で見るしかないのですが・・・.

貴乃花親方の部屋には,今のところ幕内力士がいません.まあそれは自らが勝手にタニマチを切った事が原因なのだから仕方のない事なのですが,ではこれから先,あと5年以内に幕内力士が誕生するでしょうか.僕は,それはかなり難しい事だと思うのです.タニマチを切って経済的基盤をほぼなくした事,親方自らが常に部屋にいないこと,女将さん(彼女を”女将さん”などと言ったら,他の相撲部屋の女将さんに大変失礼ですが)も常に部屋にいないこと,その部屋にいない女将さんに親方が操作されていること,若貴問題がまだまだ長引きそうだということ,そうゆう状況が続けば次第にファンは離れていき,後援会も衰退していくだろうと予想できること,そんな部屋に入門したいと思う新弟子はいないだろうと思うこと,などが「かなり難しいだろう」と思う理由です.弟子が育たなければ貴乃花親方自身の評価も落ちるでしょう.いち早く角界を抜け出してタレント兼実業家の道を歩んだ勝氏とは違い,貴乃花親方の場合は角界での評価が落ちれば,それは死活問題にもなり得ます.若貴騒動の終焉は仲直りが一番いいわけですが,もし勝敗が付くような終わりを迎えるならば,前述のような理由から僕は勝氏に軍配が上がる確率が極めて高いと思うのです.僕が思うに,貴乃花親方は自分のことを過大評価しすぎです.早く自分の能力の低さに気づくべきです.そしてまる男さんも言及しているように,現役時代よろしく,その軽い口を噤むべきです.それは自らを救うこと,そして相撲界全体を救うことにも繋がると僕は思うのです.

ところで,二子山親方は死んでも死にきれないのではないでしょうか.天国から地獄を見下ろしたとき,地獄であえぐ者を見て「ざまーみろ!」と思うか「哀れ」に思うかは人それぞれ違うと思います.二子山親方の場合は,自分の息子たちが創る地獄を天国から見守っているわけです.きっと「ざまーみろ!」とも「哀れ」とも思っていないと僕は思うのです.二子山親方は,天国にいながらにして地獄の苦しみを味わっていると思うからです.その地獄の苦しみは2人の息子によるものです.死してなお親不孝をされる二子山親方.「生前は尻すぼみな晩年を過ごした人だった」とよく言われますが,未だにそれが続いているなんて本当にやりきれない気持ちになります.

<関連リンク>
すごいよ!!マサルさん(1行感想系=こんなこと考えてみたりして)


Posted at 04:07 in 主に時事ニュース | Permalink | 2 Comments | | edit

Comments

記事を取り上げていただきありがとうございます。
TBお返しさせていただきますね。

現役のころに、相撲の実力は兄以上と一部で言われていたことや、先に横綱になった自尊心などもあるんでしょう。貴乃花親方は強く相撲に固執しているように感じます。
一方、cozymaxさんもおっしゃるように花田勝さんは角界以外でスマートに活躍していて、華麗なる転身をはかっているように思います。相撲を引退後にアメフトを始めたり、いろんなことにチャレンジしていた時期もありました。それをマスコミが取り上げて、さんざんな言われようだったこともありました。そのお兄ちゃんが、相撲界以外で活躍している。だから相撲一辺倒だった貴乃花親方は余計に気に入らない。「オレより弱いクセに」とかって、心のどこかで兄を嘲笑していたところはあるはず。
でもさ。
他人ならいざ知らず、気に入らないって、兄ちゃんだよ、家族だよ。・・・とわたし思うんですけどね。
そして、こんなことが長引けば相撲ファンは確実にしらけてしまう。君島ブランド低落の二の舞。

まぁこんなところを尾崎放哉気取りで一言で書いたのが、TBいただいた記事です。その辺を酌んでいただけなかった方からご批判賜ったりもしましたが。(w
私の言葉足らずのところを、角界通のcozymaxさんが鋭くご指摘されているこの記事、すばらしいと思いましたのでコメントさせていただいた次第です。
長々と失礼いたしました。

Posted by mal at 2005/07/10 (Sun) 12:54:53

mal君,どうも!

この問題に関しては「どっちもどっち」というのが正解だと思うのですが,個人的には貴乃花の印象は悪いですね.上司にしたくない人No.1という感じです.付き合いたくない人ランキングでも堂々の1位を飾りますね.ちょっと前までは村上ファンドの村上さんだったけどw.(すべてcozymax調べですw)
とにかく,彼らが今後どうなろうが知ったことではありません.僕は相撲は好きですが,彼らの争いには全く興味がないので,今後はよほどのことがない限りエントリーには取り上げないと思います.それくらい辟易しています.

>まぁこんなところを尾崎放哉気取りで一言で書いたのが、
>TBいただいた記事です。その辺を酌んでいただけなかった
>方からご批判賜ったりもしましたが。(w

みんながみんな賛同する事はまずあり得ませんが,その類のエントリーを書くことは可能です.でもね,そうゆうエントリーって読んでいても面白くないと僕は思うのです.少なくとも「軽い論壇系ブログ」では,僕からすればあり得ないことです.例えば,

「若貴騒動は早く解決してほしいですね.」

みたいなエントリーは,どこが面白いのか分からないし,そんなことをいちいちネットに上げる必要性も全く分かりません.だからといって100%誹謗中傷のエントリーも面白いとは思えません.若貴騒動を独自の見解をまとめたエントリーでないと,読んでみようという気持ちにはなりません.そうゆうエントリーには反対意見がつきものです.でも反対意見が付いてこそ面白いエントリーだと僕は思うのです(先にも書きましたが,100%誹謗中傷のエントリーで反対意見をもらうのとは違いますよ).

適度に雑音があるエントリーは面白い.でも雑音ばかりだと読む気はしない.雑音が全くなくても面白くない.適切なS/N比は数字で出ませんが,そんな定性的なところがブログの面白いところであり,良いところだと思うのです(本当に適切なS/N比を保った記事は,各マスメディアのサイトで読めますしね).だからといって難しく考える必要は全くありません.まあ気楽にやっていきましょう!

Posted by cozymax at 2005/07/10 (Sun) 18:55:25
[ 2 Comments ]
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