Sep 23, 2005
外国人力士たちに支えられる日本の国技
大相撲の人気低迷が相変わらず続いてるのは明白で,その証拠の1つとして毎年恒例の冬巡業が今年は中止となりました.人気低迷の原因はいろいろあると思います.少し前では若貴のお家騒動で角界のイメージが低下しましたが,もっと本質的なところでは,いわゆる人気力士の不在,日本人力士の不甲斐なさ,などがあるのだと僕は思っています.ここで言う人気力士というのは,往年の水戸泉とか舞の海とかのように,そんなに番付は上じゃないんだけど白熱する試合を提供してくれる個性派力士のことでもあります.今は高見盛が一人で頑張っている感じですが,相撲人気の回復には到底力及ばずなのです.
それでも先場所と今場所を盛り上げている力士は何人かいて,名前を挙げるとすれば普天王,朝青龍,琴欧州あたりではないかと思います.特に琴欧州はその快進撃で数々の記録を塗り替えています.今日の朝青龍戦に勝ち,稀勢の里が敗れれば,「13連勝」と「初土俵から18場所目での初賜杯(歴代1位の記録)」という2つの記録的快挙を一度に手に入れることになります.
琴欧州の相撲が安定しているという人もいますが,僕にはそうは見えません.身長が高いため安定感のない相撲に見えるだけかもしれませんが,どこか”あたふた”した取り組みに見えるのです.その一方で朝青龍は横綱の貫禄を十分に感じます.今場所はすでに2敗していますが,それでも安定感は感じます.今日の取り組みで朝青龍は負けるわけにはいきません.しかし琴欧州は仮に負けたとしてもまだ優勝の望みがあるのです.この気持ちの差が朝青龍の安定感に影響を与えるか否かが,勝敗を決するように思います.とにかく今日の取り組みはテレビで観戦するつもりです.
ところで今場所は幕内力士42名の内,12名が外国人力士なのです.もし「外国人力士枠」が設定されていなければ,今後この比率が逆転することも十分に考えられるのではないでしょうか.相撲の国際化は僕も賛成ではありますが,やはり日本の国技なのだから,日本人力士に頑張って貰いたいという気持ちはどうしても拭い切れません.「今場所はどの外国人力士が優勝するのだろうか?」というシナリオでは,どうしても興奮できないのです.この煽りを受けて,もし呼び出しや行司までもが外国人になったとしたら,日本は「相撲は国技ではない」宣言をするべきだと思います.
琴欧州と朝青龍、いよいよ直接対決へ
初優勝へ突き進む琴欧州に追う朝青龍。直接対決を前に、ともに豪快な投げを決めたが、北の湖理事長は言った。「安定感は琴欧州が上」と。
<関連リンク>
・22日明治乳が堅調、“琴欧州効果”も無視できず?
同社ヨーグルトとブルガリア出身の琴欧州との関係.ホント?w
<追記>
あ~,稀勢の里が負けてしまいました.これで琴欧州が勝てば彼の初優勝が決まります.もし琴欧州が今日負ければ,明日は稀勢の里vs琴欧州です(17:00).
朝青龍が琴欧州に勝ちましたね.やはり琴欧州は”あたふた”した相撲となりました.横綱も振り回された形となりましたが,それでも落ち着きがありました.さすがといったところです.これで明日以降がまた楽しみになりました.それにしても西の花道付近にいたアフロでピンクな林家ぺーは気になりましたねw(17:54).
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