東横インの法令違反は障害者の人権を踏みにじる結果となりました.代表取締役の西田氏の言動もこれに拍車をかけました.しかしこれを原因に東横インが潰れることはないでしょう.耐震強度偽装問題やライブドアショックによる被害とは種類が違うのです.実際のところ,僕はこれからも機会があれば東横インに宿泊したいと思います.あの料金であれだけのサービスを受けられるホテルは非常に少ないというのが理由です.もしかしたら,そう思うのは僕が障害者ではないからかもしれません.もちろんそんなことは思っていませんが,潜在的に思っているかもしれないということは否定できないのです.
北見に東横インができたのは,たぶん去年だったと思います.もともとあった東急インの目の前に建設されました(国道を挟んで向かい側).今回の件では間違って東急インへ苦情の電話を入れる人が相次いでいるそうです.紛らわしい名前であるうえ,北見の場合は立地条件も紛らわしいため,東横インへ行くべき電話が東急インへかかるケースは北見も例外ではないような気がします.
それにしても西田氏の言動から得る印象は,僕にとっては怒りを越え,呆れも越えて笑いに到達するものです.「そ~んな,悪いことしてないんだけどなぁ」と,悪びれるそぶりを全く見せずに会見した彼を見て,思わず笑ってしまいました.東横インほどの大企業にもなれば,社長の意向が末端にまで行き届かなくても不思議ではありません(本当は行き届かなくてはならないのかもしれませんが).しかしこれほどまでに「親はなくとも子は育つ」を感じる企業も珍しいと思います.トップがアレでも,各ホテルの従業員はしっかりしています.この不祥事で今後はますますしっかりしたサービスを受けられることでしょう.障害者の方々へのサービスも充実するはずです.怒る気持ちはよく分かりますが(分かっているつもりですが),生まれ変わった東横インには障害者の方々にこそ宿泊していただきたいと思います.もし苦情があれば伝えればいいのです.その苦情が理にかなったものであれば,きっと最上級のレスポンスがあるはずです.またその苦情は障害者に対するサービスだけでなく,東横インというホテルの全体的な質の向上にも寄与すると思うのです.もしもその苦情が箸にも棒にもかからない”いちゃもん系”だったなら,無視されても仕方ないと思います.しかし生まれ変わった東横インなら,そんなアホな苦情に対しても頭ごなしに無下にはしないような気もします.低料金でここまでのクオリティを保有するホテルはなかなかありません.
東横インの不正改造、全国57件に・国交相「違反常態化」
大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」(東京都大田区)による不正改造問題で31日、新たに京都市のホテルで駐輪場が更衣室に改造されていたことが判明するなどし、問題があるホテルは共同通信のまとめで、22都道府県の計57件に上った。
北側一雄国土交通相はこの日、閣議後の記者会見で「会社ぐるみで、相当昔から違反が常態化しているようだ。建築士にも違反があるかどうか明らかにし、厳正に対処したい」と述べた。
違反の常態化が加速すれば,最終的には耐震強度偽装問題のような人命に関わる違反に発展する恐れが十分あります.東横インの法令違反は,そうゆう意味では早い段階で発覚してよかったのではないかと思います.
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・東横イン ホテルチェーン
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