Jun 25, 2005

日韓戦で証明された菅山かおるの潜在能力

菅山かおるという選手の圧倒的なポテンシャルの高さが立証された日韓戦が先ほど終わりました.アテネ以来となった日本vs.韓国戦.韓国のエース”シェガンヒ”の得点から始まりましたが,すぐに高橋のスパイク,大友のブロックで巻き返しました.終わってみれば3-0のストレート勝ち.見事にアテネの雪辱を果たしました.「時間差」と「ブロード」に代表されるスピード感抜群の日本バレーの特徴が遺憾なく発揮された試合だったと思います.こうゆうバレーを見ると,つくづく竹下の凄さを痛感・再認識します.第2セット16点目を,なんとブロックで決めたのは竹下でした(159cmという身長ですごい!最高到達点は280cmということですから,90cmくらいジャンプしていることになりますね).また彼女の速いトスについて行ける全日本メンバーのプレイにはゾクゾクしました.

今日の試合で大注目・大活躍だったのは,なんと言っても菅山でした.メグ・カナと同世代でありながらアテネに出場できなかったという悔しさを残念ながらぶつけきれなかった吉澤と,第1セット15-15で交代・参戦した菅山.リベロからスパイカーへ転向した彼女ですが,すさまじい滞空力を生かしたスパイクは圧巻でした.その滞空力はブロックにも生かされました.169cmの身長から繰り出されるとは思えない高さには鳥肌が立ちました.レシーブでも彼女は見せてくれましたね.難しいボールを拾い,コート狭しと動き回りました.元々綺麗な顔立ちで輝いている菅山ですが,本当に攻守に輝いているという感じでした.ちなみに高橋と菅山は僕と同じ歳なんですね(高橋は12/25で菅山は12/26).そうゆう意味でも嬉しい活躍でした.

菅山を初めとする新鋭をサポートしたのがアテネ出場陣でした.韓国のマークが厳しく,あまりスパイクが決まらなかった高橋でしたが,チーム最長身の宝来(182cm)のブロックや大友のバックアタックは目を見張るものがありました.大友はアテネでは韓国戦を腰痛で欠場していました.それだけに当時の思いをぶつけた感じでした.櫻井由香はチーム最年長の30歳.3年ぶりの全日本復帰です.戦うリベロとして,またムードメーカーとして大活躍でした.第2セット13点目を決めた菅山の2枚ブロックを抜いた強烈なスパイクは見事でしたが,そのスパイクは櫻井の難しいトスから生まれたものでした.高橋のスパイクで決まった24点目も,やはり櫻井の1点といえるものでした.

3セット目になると,全日本は完全にリズムを掴んでいましたね.第1第2セットと比べると,あっという間に終わった感じがしました.正直なところもう少し見ていたかったのですが,それは明日以降で堪能したいと思っています.

昨日から始まったワールドグランプリ2005ですが,実は忙しくていきなり見逃してしまっていましたw.しかし昨夜はポーランド戦圧勝のニュースをネットで見て,一人安心していました.その安心感は今日の日韓戦で確信しました.栗原恵や大山加奈の不在は完全に補われているようですね.柳本JAPANのチームとしての,または選手個人としての凄さや完成度の高さを痛烈に感じた日韓戦でした.明日はブラジル戦.強豪ですが気負いすることなく,日本のバレーを見せてほしいと思いました.

それにしてもNEWSは相変わらずですね.「TEPPEN目指して頑張れニッポン!」しか言えないのかよ・・・みたいな.あれでお金を貰っているんですからねぇ.全く嫌になります.

<関連リンク>
栗原恵の不在が示す新生柳本JAPANの面白さ
菅山かおるの画像がいっぱい

日本、韓国下し2連勝 バレー女子ワールドグランプリ

バレーボール女子のワールドグランプリは25日、国立代々木競技場で予選ラウンド東京大会第2日を行い、日本はアテネ五輪5位の韓国を3-0で退け、開幕2連勝となった。
日本は接戦となった第1セットを杉山(NEC)の速攻などで26-24と競り勝ち、第2セットも26歳の新鋭、菅山(JT)の攻守にわたる活躍で25-14と圧倒した。第3セットも堅い守りからの多彩な攻めで25-18とし、五輪で完敗した韓国にストレート勝ちした。
ブラジルは3-0でポーランドを下して2連勝。日本は26日にブラジルと対戦する。

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