Oct 17, 2005

小泉首相が靖国参拝をやめたら何が変わるのか?

小泉首相が靖国神社を参拝しました.高裁レベルで違憲判決が出たこともあり,以前にも増して各方面で大きな反響があるようです.しかしそこまで騒ぎ立てることかと僕は疑問に思います.小泉首相はずっと前から靖国神社を参拝しているし,この前の衆院選前でも同神社を参拝する意志を示していました.それにもかかわらず自民党は大勝し,小泉純一郎は再び内閣総理大臣に任命されたのです.つまり多くの国民が小泉首相の靖国神社参拝を認めているのです.言い方を変えれば,自民党に投票した有権者は,首相の靖国参拝を批判する権利は全くないのです.

首相の靖国参拝がきっかけで,中国・韓国との関係悪化を懸念する声も聞かれます.しかし,もし首相が靖国を参拝しなかったら,両国との劇的な関係改善が望めるのかと言えば大きな疑問が残るでしょう.中国・韓国は自らが進んで日本との関係改善を望まない国です.これは周知の事実なのです.たとえ日本が歩み寄っても,彼らは自分の意見を通すばかりで何の理解も示しません.百歩譲って,首相が参拝を取りやめた事による両国との関係改善があったとしても,95だったものが100になる程度の変化しか期待できません.決して95だったものが1,000や10,000にはならないのです.

今朝のワイドショーで,民主党の前原代表は「首相は,そして自民党は,先の選挙で多くの議席を確保したからといって何でもできると思っているのではないか?」とコメントしていました.確かに「民意の尊重」を誤解して「何でもできる」と思ってもらっては困ります.しかし少なくとも首相の靖国参拝に限っては,前原氏の言及は大きくズレており,説得力に欠けるのです.

首相の靖国参拝 民主の前原代表「慎重に対応を」

民主党の前原代表は17日、都内で記者団に対し「A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社に、首相が参拝されることについては極めて遺憾に思っている。しかも、違憲判決が初めて高裁レベルで出た中なので、政教分離の原則からも考え直すべき時期にきていることも含めて慎重に対応してもらいたかった」と語った。

<関連リンク>
首相の靖国参拝、公明の神崎代表「誠に残念」
中韓関係改善「外交努力を」 首相の靖国参拝で経済界

<追記>(17:40)
外相会談取りやめに 中国反発、関係一段と悪化

北京の外交筋は17日、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に中国が反発し、23日から北京で予定されていた日中外相会談が取りやめとなったことを明らかにした。日本側は町村信孝外相の訪中で政治的に冷え込んだ両国関係の修復を図る狙いだったが、靖国参拝を受けて一段と関係が悪化するのは必至だ。

「日本は中国に降伏し,一生頭を下げながら生き続けよ」ということでしょうか.わがまま放題.ジャイアンよりたちが悪い.ヤレヤレ・・・.


Posted at 17:44 in 主に時事ニュース | Permalink | No Comment | | edit

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