Dec 16, 2006
デザインと広告とNHK
日本では自社製品を他社製品とあからさまに比較し,自社製品の方が優れていることをアピールする広告は実質存在しませんが,海外だと,有名なところでは例えばペプシとコカコーラのようなやり合いが一般的です.BMWによるジャガーを引き合いにした広告は,特にコピーを載せるわけでもなく,写真に占める製品面積の割合だけで自社製品をアピールしており,とてもオシャレでカッコイイ仕上がりになっています.日本でもし同じ事をやろうとしたら,白線を写真の中央に持ってくることで何とか実現するかもしれませんが,他社製品を広告に入れること自体に大きな問題があるでしょうから,やはり真似は難しいのだろうと思います.
それぞれがオシャレな広告でも,それは独立して存在する場合に限ってオシャレが成り立つわけで,異なった2つの広告が意図しないところで並べられると予想外の結果を生むことがあります.下の広告2つが良い例です.設置するときに気づかなかったのでしょうか.それとも意図的なものなのでしょうか.事情を知らない者からすると,何ともいえない侘びしさだけが感じられます.
via ETTF.NET
デイリーポータルZによれば,日本国内における看板の色で一番多いのは赤だそうです.次いで青,黄,緑の順.すべて目立つ色.絶対に目立たなければならない信号が同じ色構成であることからも,納得できる結果でした.
それはそうと,NHKによるデザインや広告を扱う番組は,見ていてものすごく気持ち悪くなることを先日体験しました.明らかに某商品の広告なのに(映像として広告が映っている),その商品名を言わず,「あのビールは」とか「あの缶コーヒーは」と,代名詞的な言い方をするのです.なんて回りくどいのでしょうか.だったら映像にもぼかしを入れるべきではないですか.もちろんそれをやると番組が成り立たなくなることは分かっています.だからNHKはそういった類の番組を初めからやらなければいいと思うのです.というかやらないでほしいのです.
もっとひどいのは,インタビュー形式でタレントと対話する番組において,タレントが「私が使っている洗顔フォームは本当にいいんですよ.是非試してください!」と言うのだけれど,商品名を出せないため,結局それが何なのか最後まで不明な状態で終わる場合です.その商品が視聴者にも分かるように一応ヒントは出されるのですが,すべての視聴者に理解してもらえるはずがありません.だいたいなんで連想ゲームを強いられなければならないのか.必要な情報を得られない情報番組なんて言語道断.おまけにNHKは再放送ばかりではないですか.とてもじゃないけど受信料の額に相当しないのです(しかもその受信料は不正流用されているし).BSでやっている内容を地上波でやったら,今の地上波の受信料に相当するかもしれません(それでも僕は払っていますけどね).本当に,NHKとJTは存在価値が分かりません.
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