Jan 29, 2007
戦後60年余もアメリカの方が未だ豊かに思える
日本が貧乏でアメリカが豊かだった時代は,今はもう昔の話というのは分かっていても,いざアメリカのスーパーマーケットへ足を運ぶと,やっぱり未だにアメリカの方が裕福に思えるから不思議です.売っている物は基本的に同じなんだけど,一つ一つの量が全く違う.車のウォッシャー液が入っているようなポリ容器に入った4L入りのオレンジジュースや牛乳とか,5kgの肉のかたまりとか,日本の製品の2倍から3倍も大きな袋に入ったポテトチップスやクッキーとか.しかもそれらの単価が日本より安い.味は,確かに日本人向けではないかもしれないけど,「物が有り余っていて仕方がないから捨てるよりは安く売った方がマシ」みたいな印象を強烈に得るため,裕福感を覚えるのです.
スーパーマーケットの規模の大きさもまた,豊かな印象へ寄与していると思います.アラスカの(フェアバンクスの)Fred Meyerもとにかく巨大でした.下の写真はオレゴンのFred Meyerだそうですが,見るからに広大です.こうしてみると,狭い場所に高くぎっしりと商品を積み上げるドンキホーテは対照的で,それというのは資源のない狭い国土の中で右往左往する日本という国(または日本人)の姿そのものを象徴しているようにも思えます.
Flickr user Lyzadanger uploaded this stupendous photo of a giant Fred Meyer grocery store in Oregon. Seen from this angle, it's like an entire industry laid bare.
物が豊富なことや売り場面積が広いことの他に,アメリカのスーパーマーケットで驚いたことと言えば,お会計がまだ済んでいないというのに,お客が商品のジュースを店内で飲んだりしていたことです(以前にも書いたことですが).「どうせ後でレジでお金を払うのだから,いつどこで飲み食いしようが別にいいじゃないか」というのが彼らの考え方なのです.まあ言われてみれば確かにそうなのですが,「お金を払うまではその商品はお店の物である」という常識を持つ日本人としてはもの凄いカルチャーショックでした.何も知らないときは「さすが自由の国.万引きも自由か!」と思ったくらいですから.
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