Dec 01, 2006

少子化の原因は「男女の仲が悪いから」だそうです

少子化は果たして本当に問題なのだろうか?」と疑問を呈したまでは面白かったのに,その内容が面白くなくてガッカリしました(いや,ある意味では面白いんですけど).文章の前半は誰でも知っていること(思っていること)で,改めて言われるレベルの話ではありません.後半は著者の持論を展開しているわけですが,よく分からない偏った論理であり,思わず苦笑してしまいました.だって少子化の理由が,よりによって「男女の仲が悪いから」はないでしょう.この著者の周辺に仲の悪い男女が多いだけだと思います.そりゃ日本人の夫婦の多くはお互いに「I love you」なんて言わないでしょう.「欧米か!」と突っ込まれるのがオチです.しかしだからといってその夫婦(またはカップル)の仲が悪いとは言えません.また,最近は芸能人が結婚や離婚を”ままごと”のように繰り返していますが,それというのは特殊な世界にいる芸能人だからであって,それを一般論として「最近の男女には仲が悪い人が多い」と結論づけるのはお門違いなのです.このような具体例を著者は書いていませんが,僕にはそのように読み取れました.

傑作なのは,著者が同コラムの最後を「少子化は自分自身の問題である」として締めくくっていることです.育児休暇だのなんだのといった社会の構造がどうであれ,結局は自分自身の問題なのだと.ここまで色々と書いてきたくせに,最後は「お前の問題だ」と一括しているわけです.なんじゃそりゃ!?という感は否めません.少子化という問題に対し,どうしてもっと真摯に取り組もうとしないのでしょうか.こうゆう人が社会のお偉い立場にいるから,社会は何も変わらないのです.逆にこういった人々が総辞職すれば,社会が好転する可能性は高まるでしょう.少子化問題も解決の方向へ向かうと思います.それも急速に.


Posted at 15:46 in 主張・考察・その他 | Permalink | No Comment | | edit

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