Feb 07, 2007

ゴンチチと大日本住友製薬とはだしのゲン

「報道ステーション」から「“ぷっ”すま」までの間に入った大日本住友製薬のCMで,ゴンチチ(GONTITI)っぽい曲が使われていると思ったら,ゴンザレス三上さん名義の曲でした.タイトルは不明ですが,ガットギターのナイロン弦の暖かい音色が生かされた静かで優しい曲でした.ゴンチチは基本的に2人で活動しており,それぞれのソロアルバムは過去に1枚ずつしかリリースされていないはずです(ふなのような女gate of notion).このCMで使われてる曲は最近作られたものなのでしょうか.気になります.それにしてもゴンチチはいいです.ゴンチチの曲には理系の深さがあります(アルバムタイトルや曲のタイトルにも理系の深さが垣間見られます).僕がDEPAPEPEとか押尾コータローとかを好きになれないのは,彼らの音楽に同様の深さや味が感じられないからだと思います.特にDEPAPEPEはその辺の兄ちゃん達が部活でやっているような軽さを感じ,生理的に受け付けません.テクニックだってまあまあのレベル.ゴンチチや山弦の方がずっと上です.ファンはその軽さというか素人っぽさを親しみやすさとして感じているのでしょうけど,僕はファンではないのでこのファン心理は到底理解できません.まあ,個人的な意見です.少なくとも悪口じゃないです.

大日本住友製薬株式会社という企業を気にとめたのは今回が初めてでした.その社名をちゃんと見ると,もの凄く仰々しい事に気付きます.大日本というだけでも大きいのに,住友の冠が付いている.社名の由来はWikipediaを参照してもらうことにして,ここでは「へぇー」と思ったことを書きたいと思います.それはメタンフェタミンを指すヒロポンが,大日本住友製薬の商標であるということです.過去にサリドマイドによる薬害被害(奇形児の出生)を出したということにも「へぇー」と思いましたが,それ以上にヒロポンの商標を同社が持っていることに驚きました.ヒロポンは「はだしのゲン」を読んだことがある人なら必ず知っている単語です.僕は「はだしのゲン」を小学生の頃に度々読みました.小学生の頃は,ヒロポンが覚醒剤であることや,そもそも覚醒剤が何なのかを理解していませんでした.しかし少しだけ大人になってから覚醒剤が何なのかを知り,その覚醒剤(ヒロポン)が戦中の士気を失った兵士に与えられたり,戦後の元気をなくした国民に販売されたりしていた事実を知って驚きました(共に覚醒させることを目的として).だから「はだしのゲン」にヒロポンが登場する場面は強烈に覚えているのです.まさかこんなところで大日本住友製薬と「はだしのゲン」がリンクするとは思いませんでした.

「ヒロポンの商標を持っている」というイメージが強すぎて,僕の中では大日本住友製薬株式会社がとても攻撃的な背景を持った企業に思えてなりません(もちろん実際は違うのでしょうけど).CMではゴンザレス三上さんの暖かい優しいギターの音色が聴けるというのに・・・.しかも逆にそのことが企業イメージとの間に強烈なコントラストを生んでいて,ある種の恐さも感じてしまいます.優しさの裏には・・・みたいな.考えすぎですね.



Posted at 12:50 in 主張・考察・その他 | Permalink | No Comment | | edit

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