廃墟というのは独特で特別な印象を我々に与えてくれます.神秘的だったり気持ち悪かったり.「廃墟には霊が集まる」なんていうのも何となく分かる気がします.そんな廃墟の写真をたくさん集めたサイト「廃墟デフレスパイラル」を見つけました(トーイチャンネット経由エルエル).
僕は「廃墟大好き人間」って訳じゃありませんが,興味はある方だと自覚しています.いま住んでいる北海道(道東)でも廃墟と化した建物を見る機会が多いんですが,そのたびに「入ってみたいな」という衝動に駆られますからw.中がどうなっているのか気になります.でも自分では”入ってみよう”という気にはなかなかなりません.危なそうだし,危ない人が勝手に住んでるかもしれないしw.でもそんな欲求を「廃墟デフレスパイラル」は満たしてくれました.それどころか,廃墟に対する僕の興味を更に促進してくれました(アホな落書きがいかに廃墟好きの気持ちを萎えさせるか,ということも教えてくれましたが/汗).
廃墟には,廃墟と化す前の姿というのが必ずあります.廃墟と化す前,そこにいた人々はどんな暮らしをしていたのか.また廃墟と化した今,そこにいた人々は別の地でどんな暮らしを送っているのか.廃墟には廃墟となった建造物の歴史だけでなく,人間の歴史も存在します.そして感じることができます.ある時で止まったままのカレンダーや時計.時代を感じさせる雑誌や文房具.それが片づけられることなく,生活感を残したまま放置されている.これがまた生々しい.あたかも一瞬にして,なんの前触れもなく人間が,そして生命が消え去ったかのようです.それはまるで漂流教室か,もしくは原爆投下直後の広島のようです.
廃墟デフレスパイラルのFile3, No.42にある端島(軍艦島)の写真は,いろんな意味で一見の価値ありだと思います.”簡単に”でいいので端島の歴史を少し勉強してから見ると,さらに印象深いものになるはずです.
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