Sep 11, 2005
世界柔道で気になる外国人選手の諸々
世界柔道で気になるのが外国人選手の立ち振る舞いです.試合開始時には手を出して相手に握手まがいのことを求める.勝負に勝ったら,負けた選手の目の前で露骨に喜ぶ.中には自分たちの宗教まで持ち込んで,十字を切ったり畳にキスをしたりする.彼らにしてみれば,柔道はボクシングやPRIDEといったスポーツと同じであるという認識なのでしょうが,日本人からするとそれらは非常に見苦しい行為であります.審判は日本語を使い,技やポイントの名称もすべて日本語であることからもわかるように,柔道というのは日本の武道なのです.礼に始まり礼に終わる.勝者は敗者に気を配る.敗者は素直に負けを認める.柔道はこのような考え方に基づいて成り立っているのであって,単なるスポーツではないのです.もちろん柔道という日本生まれの武道が世界中に広まるのはいいことだと思っています.しかし技や最低限のルールだけが伝えられ,礼儀作法が完全に無視されるような間違った広がり方なら話は別です.
柔道ほど国際化は進んでいませんが,日本の伝統的なスポーツに相撲があります.相撲では外国人力士が立ち会い前に握手を求めたり,勝利後にガッツポーズをとって露骨に喜んだりすることはありません(朝青龍は少々その気がありますがw).試合前の礼の中に「これからいい勝負をしましょう」という意味が込められているのだから,握手など不要なのです.勝敗がついた後は,勝者は敗者の気持ちを思って露骨な表現は避けるべきなのです.柔道という一つの世界に入っているのだから,そこに独自の新ルールや文化や宗教を持ち込むのはいかがなものかと思うのです.「周りがどう思おうが,相手がどうなろうが知ったこっちゃない.とにかく勝てばいいんだ」という考え方には非常に嫌悪感を覚えます.
もう一つ気になるのは,外国人選手のプレイスタイルです.特に男子選手なのですが,とにかくパワープレイが多い.相手の力を利用して投げるとかそういったたぐいのスタイルは少なく,相手の体勢がどうであれ,とにかく力任せに持ち上げて肩車に持ち込んだり,または立ち姿勢の段階なら無理矢理くちき倒しに持っていくといった感じです.彼らは僕の目には「頭の悪い筋肉バカ」に映るのですが,そうはいっても勝ってしまうのだから馬鹿にできません.そんな彼らに小柄な日本人選手が勝つと興奮します.対中国,韓国,北朝鮮の試合に勝利したときはもっと興奮しますけどw.世界柔道やオリンピックのようなイベントに政治問題を持ち込むべきではないと思っていますが,持ち込みたくなるのが常人の心情であるとも思っています.話がそれてきたのでこの辺で.
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