先ほど羽田空港に着きました。東京は曇り。雨だと思っていたのでちょっとラッキーでした。暑さもそれほどではありません。でも北見に比べれば暑いですけどね(蒸してる感じ)。
羽田までの機内で読んだ日本経済新聞の春秋で、興味深い文章を見つけました(春秋は、朝日新聞で言うところの天声人語)。今日の10時31分に打ち上げられた、月探査衛星「かぐや」についての言及です。人工衛星には何百億という莫大なお金がつぎ込まれていますが、このことについて、お金の使い方を疑問視するような内容でした。「かぐや」が打ち上げられたことにより、月誕生の論争に終止符を打てるのかもしれない。しかし、地球温暖化がこれだけ危惧される中、多額のお金を投じて月の誕生などを調べている場合だろうか・・・。著者は故山本夏彦さんの言葉「何用あって月世界へ」を引用しつつ、文章を締めくくっていました。
少しだけ人工衛星に関わる立場にいる僕としても、正直言って春秋の著者や山本夏彦さんが言うことには同調できる部分を感じます。とは言ってみても、1970年にアポロ13号が月面着陸を果たした際、僕はまだ生まれていませんでしたが、聞くところによれば世界中の人々がテレビに釘付けになったと言うのに、それから37年経ったいまでは、「何用あって月世界へ」という、ある種批判めいた考え方の方が一般的になっているのかと思うと、かなり寂しい気持ちになります。大人が夢をもてなければ、子供が夢をもてる社会の形成なんてあり得ませんから。
writeback message: Ready to post a comment.