Jan 13, 2005

偽札騒動のまとめ

新潟県中越地震やスマトラ島沖地震のニュースに影を潜めた形になっていますが,偽札関連の事件が多発していますね.きっと新紙幣に切り替わったため,旧紙幣の偽札を今のうちに使ってしまおうという動きがあるんでしょう.そんな偽札騒動を自分なりに分析しつつ,まとめてみました.

偽旧1万円札:神宮の授与所で使う、男2人逮捕 札幌
偽札で縁起物を買ったそうです.このときの容疑者の心理状態とはどのようなものでしょうね.「自分たちは悪いことをしているんだけど,でも御利益は欲しい」と思っているのか.「偽札を使ったことがバレませんように」という意味で祈願成就のお守りでも買ったのか.はたまた,ただ単に1万円札で数百円単位の縁起物を買い,多くのお釣りを得たかっただけか.よくわかりませんが,一つだけ言えることは「偽札でお守りを買っても,そのお守りは効力を発揮しない気がする」ということでしょう(だいたひかるっぽいな・・・).
このニュースとは関係ありませんが,神社の境内に並ぶ露店で偽札を使用した事件もありましたね.

出会い系女性への“支払い” 自作?偽1万円札5枚
せこいなぁ~こいつわ・・・といった感じ.女性が未成年じゃなかったのがせめてもの救いでしょうかね.それにしてもこの女性,ムカついたでしょうね.結局お金は貰っていないんでしょうか.

新たに偽札1枚 県内では5枚目 県南のスーパー
県内とは栃木県内のことです.この記事を読む限りでは,偽札が見つかっただけで犯人逮捕には至っていません.単純な考えですが,犯人は主婦でしょうか.「旦那がリストラされたのに,2人の子供は共に受験生.これからどうやって生きていけばいいのか・・・」.そんな家庭像が浮かんできます(浮かびませんか!?).そこに登場したのが「一杯のかけそば」だったらよかったんですが,なんと「豪華偽札ディナー」だった!!みたいな.世知辛い現代社会を思い知らされる気分です(自分の妄想で).

新1000円の偽札が見つかる・兵庫県
旧札の偽1万円札が出回る中で,偽の新千円札を使うとはなかなか考えましたね.でも逮捕されましたけど.ちなみに新札の偽札が使われた事件としては,昨年11月15日に栃木県小山市の作業服販売店で偽1万円札を出した男が逮捕されているそうです.偽造されにくいとされる技術をいくら駆使しても,それを克服する技術は必ず生まれます.要はイタチごっこなわけで.これは紙幣に限った話ではなく,例えば音楽CDやDVDのコピーガード問題にも言えることです.

まだまだ数え切れないほどたくさんの偽札騒動がありましたが,この辺でやめときます.で,ここまで書いて疑問が一つ.日本円が使用可能な海外での偽札事件は起こっていないんでしょうかね.いくら日本円が使用可能とはいっても,彼らは日本人ほど頻繁に日本の紙幣に触れてはいないはずですから,多少印刷がおかしくても,また透かしが薄くても,そう簡単には気づかないんじゃないでしょうか.どなたか詳しい方,教えて頂けると助かります.

最後に偽札騒動を起こした者に対する罰について(以下,出典はAll About).

刑法第16章に「通貨偽造の罪」というのがあり,この中でさらに6つに分類分けされています.

・第148条(通貨偽造及び行使等)
・第149条(外国通貨偽造及び行使等)
・第150条(偽造通貨等収得)
・第151条(未遂罪)
・第152条(収得後知情行使)
・第153条(通貨偽造等準備)

通貨偽造の罪はだいたい2~5年以下の懲役ですが,場合によっては無期懲役になることもあるようです.殺人事件などと違って,いっけん大したことのない犯罪に思いがちですが,実は非常に重い罪が課せられる重罪のようです.だけどもし何かの巡り合わせで偽札が自分の手元に舞い込んできたら・・・ちょっと記念にとっておきたいかもしれませんねぇ.この場合,手に入れるべくして入手した偽札ではありませんし,行使の目的もありませんから,条文を読む限りでは罪に問われないように思うんですが・・・.それとも別の法律で「偽札を入手した場合は警察に届け出なければならない」とでも定められているんでしょうかね.まあ危ない橋を渡らず,届け出るのが一番でしょうね.みなさんもお気を付け下さい.


Posted at 00:05 in 主張・考察・その他 | Permalink | 4 Comments | | edit

Comments

厳罰に処す。

どうもはじめまして。
なぜだか私のブログをテキストに入れて下さっているようで、ありがとうございます。
さてさて、偽札は何が罪かって、それは「とてつもなくコストがかかる」からです。もちろん作る側じゃないですよ。

紙幣を開発・印刷するコストはもちろん、今回だって、あの偽札使われたタコ焼き屋さんなんて、「1万円の利益出すのにタコ焼きいくつ焼かなアカン思ってんねん!」て事ですよ。

ご利益も無いようなお守り売ってたりとか、開けてるだけでお金が入る賽銭箱の持ち主の神主が「けしからん!」とか言ってましたが、そんな神主こそ「けしからん!!」屋台の主人の被害の方が1万倍大きいと思います。

偽札を発見する為のコスト(機械購入や警察の捜査費、透かし見る手間など)や実被害者が失利益分を取り戻すコストを考えれば、犯人は厳しく罰せられるべきでしょう。
とりあえず、「1万円利益出るまでタコ焼き焼かせますの刑」にしてから塀の中へ入れましょう。



Posted by 一突。 at 2005/01/13 (Thu) 23:26:02

うまい棒 たこやき味

一突。さん,はじめまして.
コメントありがとうございました!
一突。さんのセンスに何となく惹かれるところがあって,勝手にリンクを張っておりました.事後報告で恐縮ですが,今後ともよろしくお願いします.

「とてつもなくコストがかかる」という意味,全部読んで分かりました(笑).そうゆう見方をすれば確かにそうですね.6個入りのタコ焼きが400円として,利益が200円だとすると,1万円の利益を出すためには300個のタコ焼きを焼かねばなりませんからね(かなり単純且つおおざっぱな計算ですけど・・・).これに対して,賽銭箱に偽札を投げ込まれた神主は実質被害ゼロですから,文句を言う権利もないですね.それとも「神に変わっておしおきよ!」って事でしょうか.「神様に対してなんて無礼なことを!」みたいな.かといって「いや~うちの賽銭箱に偽札入ってたんですよ~」ってニヤニヤしながら答える神主も嫌ですけどね(アンタッチャブルの山崎さんっぽく).

ところで「1万円利益出るまでタコ焼き焼かせますの刑」で必要な材料費や光熱費は,やはり実費でしょうか.しかも「タコも自分で捕ってこ~い!」みたいな.塀の中に入る前で,すでに極刑ですね(笑).

Posted by cozymax at 2005/01/14 (Fri) 01:39:38

トラックバックありがとうございます。

偽札のニュースがあちこち報道されていますが、
未だに本物と偽札の見分けよくわからないままですね。
自分が偽札を持っていたら…と思うと、ちょっと怖いです(^^;
やはり透かしがないとか、ちょっと紙が本物と違うとか、
そういうところしか区別できないのかなと。
それに、ここを読んで、偽札を作った罰則が
少しでもわかったような気がします。

また遊びに来てくださいね。

Posted by ともたん at 2005/01/14 (Fri) 20:36:34

偽札は、国家というシステムを滅ぼす犯罪だから罪が重い
泥棒を捕まえなくても国家は滅びないが、偽札を放って置くと国家が滅びる

昔は戦争中に敵国の偽札を作ってばら撒くということが
戦争行為の一環としておこなわれておりました

Posted by Anonymous at 2005/01/14 (Fri) 20:57:43
[ 4 Comments ]
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